「箱根ホテル小涌園」59年の歴史に幕
1/10(水) 20:08配信 Fuji News Network
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箱根駅伝の観戦名所としても知られる、「箱根ホテル小涌園」が営業を終了し、およそ59年の歴史に幕を閉じた。
「箱根ホテル小涌園」は、高度経済成長期の国内旅行のニーズに対応し、およそ2,000人が宿泊できる宿泊施設として、1959年に開業した。
近くの道路が箱根駅伝のコースになっていることから、駅伝観戦の名所としても知られ、幅広い世代に親しまれてきたほか、訪日外国人の増加などに支えられてきた。
最終日に訪れた宿泊客は、「30年くらい(来ている)。夏は子どもたちを連れてきて遊んで。
とてもいい思い出をいただいて、本当に寂しい」、
「もう50年ぐらいお世話になっていて、最後の最後ということで、残念ながら、きょうでお別れということで」、
「最後見届けたくて、早めに予約しといて来ました」
などと話した。
「箱根ホテル小涌園」は10日、およそ59年の歴史に幕を閉じ、最後の宿泊客らは、従業員に見送られながら、ホテルをあとにした。
今後は、隣接するエリアで新たな宿泊施設を開発し、2020年東京オリンピック・パラリンピック前の開業を目指すという。
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