[東京本郷] 東京大学


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2008/8/3
下町散歩その3 ~弥生 本郷 池之端~  散歩
当初は2回の記事で収めようと思っていた下町散歩なれども、とにかく写真もいっぱい撮ってきたし書き出すと長くなって2回では収まらず、ついに3回分割になってしまった。
まぁ、日ごろの生活圏と全く離れたエリアなので散歩も楽しくてついつい歩き回りすぎ…。
で、今回は下町散歩の最終回 東大構内と池之端でございます。
根津から弥生へ向かい、東大構内を抜けて池之端方面へ出ようと言問通りを弥生方向へ。少し歩くと東大キャンパスが見えてきた。弥生門から東大構内へ入る。この門がまたいい感じのアンティークぶり。
ワタシも東京に生まれてン十年、一時期数年横浜に住んだが、それ以外はずっと東京に暮らしているものの東大構内に入るのは今回が初めてである。本郷キャンパスはレトロ建築の校舎が目白押し。とにかく時代のついた建物がイチョウ並木の向こうにあれこれ点在しているというのはなかなかいいもんでございます。もしも安田講堂だけを残して、周りが全部現代建築の校舎に建て代わっていたら東大構内を散策しようという人は激減するに違いない。なんのかのと言っても腐っても鯛(腐ってないですか)。東大にはやはり風格がある。けして瀟洒でも華美でもないが、学び舎らしい質実な作りの建物が幾重にも時代を経て重厚感を湛えている。古い建物を今に活かしつつ、悠々と時を刻んでいるという雰囲気が全体に漂っている。工学部の建物群を抜けると法学部エリアに入る。そして、横合いをふと見るとお馴染みの安田講堂が午後のひざしを浴びて平和な姿を見せていた。
安田講堂脇の階段を下りると第8代総長・濱尾新の銅像があった。濱尾センセイの銅像前を過ぎてちょこっと行って石の階段を下るとそこには静謐な三四郎池がある。文京区のど真ん中でこの静かな緑に囲まれた三四郎池の静寂はどうであろう。

kiki的徒然草
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2008