[創業]富士ビューホテル









1936
山梨県初の洋風ホテル
1936年(昭和11年)、富士山を間近に仰ぐ河口湖畔に富士ビューホテルは創設されました。
河口湖畔の勝山村(当時)には、煙草包装紙の粉本になったという有名な敷島の松があります。
この地を開発したいという地元の人々の思いから、外国人観光客と関係が深い富士屋ホテルに県営ホテルの経営を委託し、
山梨初の洋風ホテルが誕生しました。
富士五湖は日本人よりも外国人に紹介されることが多く、
岳麓各地を目指して、毎年多くの外国人が案内人とともに訪れました。
当時は交通の便も悪かった為、山梨に来る際には箱根・宮ノ下で準備を整えてから来たともいわれ、
富士屋ホテルの利用者も多く見受けられました。
当時の富士ビューホテル 正面玄関
同年に竣工された富士屋ホテル 花御殿
1945年(昭和20年)終戦後、一般営業を休止
1945年(昭和20年)、終戦後は一般営業を休止し、主に占拠軍やその家族のレスト・ホテルとして利用されました。
1952年(昭和27年)には接収は解除されましたが、米軍との自由契約により施設貸与は継続されました。
また同年の9月には、大暴風雨により、ホテルの塔屋二棟共吹き飛ばされました。幸い利用者には被害はなく、直ちに仮屋根を取り付けて応急処置をしました。
1958年(昭和33年) 3月20日より富士ビューホテル、一般営業再開
米軍による貸与契約は解除され、館内各所の大改装工事を施行後、富士ビューホテルの一般営業が再開しました。
再開に先立ち、3月19日には山梨県知事をはじめ、日本ホテル協会関係者や報道関係者などがホテルに招待され、
一般営業再開披露宴が盛大に行われました。
1978年(昭和53年)にはジョン・レノン一家が富士屋ホテル及び富士ビューホテルにご来館。
現在も富士ビューホテルのロビーには、ジョン・レノン氏のサインが飾られています。
1985年(昭和60年)新規開業オープン
1985年(昭和60年)、富士ビューホテルはリニューアルしました。
屋根の上には2つの展望塔が設けられており、独特の外観は現在でも継承されています。
富士ビューホテルが誇る約3万坪の庭園では、毎年、美しい四季の移り変わりをお楽しみいただけます。
しだれ桜、新緑、紅葉、見事な冬の富士など、一度見たら忘れられないような風景が皆様をお待ちしております。

富士ビューホテル
www.fujiview.jp/news/history/






年表一覧
1936年(昭和11)
富士ビューホテル竣工
1945年(昭和20)
終戦を受けて連合国軍に接収され、一般営業を停止。富士ビューホテル、仙石ゴルフクラブハウスも相次いで米軍接収となる
1952年(昭和27)
6月末に富士屋ホテル、富士ビューホテルも接収解除となるが、米軍との自由契約により施設貸与継続
1958年(昭和33)
富士ビューホテル、米軍貸与契約解除。(接収解除は昭和27年6月末日)3月20日より一般営業再開
「富士屋ホテル80年史」刊行
1978年(昭和53)
ジョン・レノン一家が富士屋ホテル及び富士ビューホテルにご来館
1985年(昭和60)
富士ビューホテル新規開業オープン

富士ビューホテル
www.fujiview.jp/news/history/