池袋東口


1952年の東京・池袋東口




1952年の東京・池袋東口。巣鴨プリズンがよく見えた。
池袋の西武百貨店屋上から北東方向を撮った。
当時は都電の17番線がここを始発として、水道橋や神田を通って(上の1-1)
東京駅八重洲口、さらに数寄屋橋まで行っていた。その都電が写真中央部(黒煙を吐き出している煙突の少し右)に小さく写っている。
その煙突の先に見える、白くて横に大きく拡がっている建物は巣鴨プリズンである。
第二次世界大戦が1945年に終わり、戦犯とされた旧軍人や政治家が収容されていたところだ。
いまは、高層ビル、池袋サンシャインになっている。
(撮影機材はSamoca 35。レンズはトリプレットのEzmar 50mmf3.5。
当時の最高峰レンズ、ライカのelmarに似た名前を付けているのが哀しい。フィルムはフジ・ネオパンSS)

島村英紀が撮っていた歴史的な写真
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