[東京荒川] 東武線堀切駅,荒川放水路












[東京荒川] 東武線堀切駅,荒川放水路
昭和期の映画の舞台 荒川放水路を訪ねて
記事をクリップするクリップ追加
2013/1/2(水) 午後 9:58
昭和の風景 その他舞台、演劇              
明けまして おめでとうございます。
いつも「昭和の歴史B級研究所」をご覧いただき、ありがとうございます。
ゆっくりペースではありますが 「ああ、懐かしいなぁ」 と感じてもらえるような内容で更新していきたいと思っています。
今回ご紹介するのは、昭和期の映画のロケ地として使われた荒川放水路の土手風景です。
昭和期の映画といえば
「下町の太陽」
「キューポラのある街」
「美しい十代」
「東京物語」
等、数々の作品が知られていますね。
これらの作品には下町の工場に働く若者達が、貧しいながらも力強く生き抜く姿が描かれていて、とても感動します。そして作品の舞台として、たびたび登場するのが、工場と土手の風景です。
今回は東武線堀切駅で降り、映画やドラマの撮影地である荒川放水路を訪ねました。
堀切駅東口を出るとすぐ横に荒川が見えます。テレビドラマの舞台ともなった後ろに見える中学校は現在、大学となっているようです。
駅の西口とは歩道橋で繫がっていました。 堀切駅はとてもローカル色のある駅です。荒川を渡る京成本線とは近くで交差しています。
こちらは荒川放水路を渡る京成線、東武線とは隣駅の京成関屋ー牛田で連絡しています。
そして、駅前に立っていた案内板。
ようやく見つけましたが、字がかすれて見づらいです。
この場所がかつてロケの現場であったことが紹介されています。
現在の堀切橋は高層マンションに囲まれています。
テレビドラマや映画に登場する土手の風景です。
現在では後ろに野球グランド、首都高速道路が走り景色は以前と違っているようですが、雰囲気はそのまま残されていますね。
古くは小津安二郎監督の「東京物語」から最近では「金八先生」のロケ地としてたびたび映画・テレビドラマの舞台となっています。
こちらは駅とは反対側です。
ここも映画に使われたと思われる場所です。
主人公が主題歌を歌いながら歩くオープニング のシーンが思い出されます。
今では、すべて舗装され、散歩やマラソンのコースとして使われていました。
新旧の住宅と工場、釣り船の上には首都高速道路が走っています。昔の面影がまだ残されていますね。
昭和の青春映画で見た荒川の土手風景に比べると、今は整備され、とてもきれいになっていました。
こうして映画やドラマの舞台を訪ねてみるのもちょっと楽しいですね。

昭和の歴史B級研究所
https://blogs.yahoo.co.jp/vwgolfjpndrum