[名古屋] 喫茶マウンテン


2014
[名古屋] 喫茶マウンテン
喫茶マウンテン
名古屋にはマウンテンという一部の方々には大変有名な喫茶店があります。
テレビや雑誌で名前を聞かれた方も多いのではないでしょうか。
名古屋のB級グルメを語る上でははずせない店のひとつです。
春夏秋...冬のmasaharuさんがチャレンジするという話を聞いて便乗する事にしました。
色々と噂が飛び交っていて一人ではいけなかったお店ですがみんなで行けば怖くない。(^_^;)
メロンパン風スパ
店に入ると既にmasaharuさんやTRC(東海ライダーズクラブ)の方々は到着済、しばらくして一斉にオーダー。
何にするか迷うもせっかく来たマウンテン、メロンパン風スパを注文する。
他にも命知らずの方々が甘口スパを注文、そして出てきた華麗なスパゲッティーをご覧ください。
美しいでしょう。(^_^;)
栄光の喫茶マウンテン(H14.6.8)
「何故山に登るのか???」
登山家のJ・マロリーはこれに対して「そこに山があるから」と答えました。
では何故そこに山があるから登るのかと問い詰められることなくこの言葉は名言として伝えられています。
まぁ山に一度でも登ったことがある人はその答えで十分なのでしょう。苦労しながらもくもくと坂道を登る。
時々周囲を見回してその景色の美しさに心身ともに癒されながら更なる上を目指す。
そしてたどり着いた頂上は歓喜の場所なのです。
同じように私は問いたいのです。
「何故山に行くのか???」
「山」とはもちろん名古屋にそびえたつあの喫茶マウンテンの事です。
そして返ってくる答えは同じなのでしょう。
まだ見ぬ苦難の道、それを制覇することで得られるであろう喜び。
想像していることはきっとこんなところだと思います。
そしてまたしても山に挑む勇者達が集まってきました。
ガイドとして私も行くこととなりました。
果たして彼らに山は微笑むのでしょうか?
11時ごろに山に到着。
前にも書きましたがここはとっても人気がある喫茶店です。
これくらいの時間には入らないと並ぶことがあるくらいです。
席につき早速注文、関西から来た方々はほとんどが初チャレンジということでちゃんと甘スパを頼む。
今回はキウイスパ、イチゴスパ、バナナスパです。
地元組はごく普通のメニューを頼む。
サボテン納豆卵とじスパなんてここでは普通のメニューです。(^^)
注文のあとしばらくしてウェイトレスさんがやってきておもむろに 「イチゴスパ」の張り紙をびりびりとはがす。
なんと今年最後の イチゴスパをゲットしたのでした。
これでますます闘志を燃やす勇者達。。。
気分を聞くと「どきどきわくわく」とのこと。
ふっ、もうすぐ...
まずはキウイスパとサボテン納豆卵とじスパが出てくる。
他のものはまだだけどさめないうちにと食べ始める。
そしてだんだん顔色が変るのが遠目に判る。
でもまだ食べはじめていない人を怯えさせてはいけない。
そこで カメラを向けとそこは関西人、にこっとわらってVサイン、さすがです。
そしてバナナスパとイチゴスパ登場。ある意味最強の組み合わせです。
待ちかねたかのように颯爽とフォークを取り食べはじめる。
「案外おいしいじゃない」
そういいながらどんどん口に入れる。
しかしだんだん一度に口 に入る量が減っていき、フォークでかき混ぜる時間がだんだん長くなっていく。
どうやらこちらは途中で遭難だなとか思いながらキウイスパの方に応援に行く。
今回登頂できそうなのはこの方しかいません。
しかし目を見ると。。。いけない。死にかけている!!!
ここは応援隊として何とかサポートしなければいけません。
活を入れるには、、、 やはりカメラを向けるしかない!!!
ということで「撮るからね」といってカメラを向ける。
するとおいしそうに食べているかのように麺を口に持っていって笑顔を作りVサイン。
よし!!!、しかしまだ目が少し怯えているぞ。
そこで「フラッシュ焚いちゃったからもう一枚」といって同じポーズを要求。
ふむ、活力が少し戻ってきたか。もう少しだ。
そこで「シャッター押し損ねたから」といってもう一回同じポーズで撮影。
やった!!、かなり復活してきたぞ。(笑)
救護隊と登頂までの温かい励まし??
(9割方食べて、後は生クリームに絡まったパスタをどうやって残そうかな?っと画策してた時に、
写真撮るからとりあえず食べて!とか、あ ボタン押し忘れちゃったからもう一回とか、涙が出て、、
黄色い嫌な汗が出る位 嬉しかったです。)
お疲れ様でした。
その後も何度かの危機があるもとうとうキウイスパを登頂、応援のかいがありました。
(感謝のコメントをいただきました。画像にカーソルを当ててね。)
なお私は途中で応援のためにキウイスパの麺を3cmほど食べましたが飲み込むために水がグラス1杯必要でした。(^_^;)
結局他の人は予想通り遭難、無念そうに麺が大量に残った皿を眺める。
しかしもはや手は動かないのでした。
しだいに店の中が混んできたので店を出て駐車場でおしゃべりして次の場所に移動、かくして勇者たちの宴は終わりを告げました。
見事に登山に成功した人、無念の涙を飲んだ人、はじめからサポーターに徹した人などさまざまなドラマが今回も生まれました。
そしてこれからもいろいろな喜びと悲しみ、笑いと涙を生み出していくのでしょう。
名古屋の誇る喫茶マウンテンにあなたもぜひ足を運んでみてください。
そしてそこには貴方のためのドラマが待っているのです。
それが喜劇なのか悲劇なのか 。。。
それは貴方自身が決めるストリーです。

道草あれこれ
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/8992/mountain.htm
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/8992/mitikusa.htm