[千葉金谷] 東京湾フェリー









[千葉金谷] 東京湾フェリー
昼から船上でお酒が楽しめる!
☆昼呑みビアガーデン☆
 ■実施日
□東京湾納涼船期間中の土日祝
7月18/19/23/24/25/26日
8月1/2/8/9/10/15/16/22/23/29/30日
 運航便
【久里浜港】12:15便・14:20便・16:20便
【金谷港】 13:15便・15:20便 
■内容
対象の便にてアルコールやおつまみの販売をいたします!場所は2階後方にあるサンセットカウンター!片道でも往復でも、船上でお酒が楽しめます♪
 ■お得なセット
☆ワンショットクルーズ☆(遊覧乗船券+ワンドリンク券)
料金:1,300円
期間中の昼呑みビアガーデンで、遊覧乗船券にワンドリンク券が付いたお得なセットを発売!昼から船上でほろ酔い気分♪
※追加のお酒はサンセットカウンターにてお買い求めください。

東京湾フェリー
https://www.tokyowanferry.com/page9.html









船も便数も売り上げも減った横須賀の「東京湾フェリー」、本当に大丈夫なの?
久里浜と金谷を結ぶ東京湾フェリーの状況。1隻は代替新造ではなく廃船し、3隻体制から今では2隻体制に追い込まれています。遠い将来にはこの区間も橋で結ぶ計画もあります(よこはまいちばんさん)
はまれぽ調査結果!
東京湾アクアラインの開通と東日本大震災の影響で利用者は最盛期の3分の1に。現状、増船・増便や、橋がかかる可能性も低い
2017年05月07日
ライター:やまだ ひさえ
横須賀市の久里浜港と千葉県富津市の金谷港を約30分で結んでいる東京湾フェリー。
地元の小・中学生は、学校時代に東京湾フェリーを利用して千葉県への遠足があるので、慣れ親しんだ交通機関だが、本当に利用者は減っているのだろうか。
東京湾フェリーは、観光バスや大型トラックも乗船が可能な貨客フェリーだ。取材日が平日だったとはいえ、閑散としている、という感じをぬぐえない。
同フェリーの現状はどうなっているのか。横須賀市久里浜にある東京湾フェリー株式会社の本社で、総務部長の山本道明(やまもと・みちあき)さんにお話を伺った。
東京湾フェリーは、京浜工業地帯で生産された物資や、千葉県下で栽培された農作物を運搬する車を海上輸送することを目的に1957(昭和32)年9月に設立。1960(昭和35)年5月に運航を開始したカーフェリーだ。
道路事情が現在より悪かった昭和30~40年代とはいえ、東京都の西部方面からだと陸路で千葉県下に向かうより、第三京浜を経由し東京湾フェリーを利用したほうが時間短縮になったことは確かだ。
「当時は都内ナンバーの乗用車やトラックも多く利用していただいていた」と山本さん。
「現在の利用車台数は、最盛期の3分の1。収益にいたっては割引などがあるためそれ以下になっています」と山本さん。減収の理由を伺ってみた。
■東京湾アクアラインと東日本大震災
「利用者減の一番の理由は、東京湾アクアラインの開通です」と山本さん。
1997(平成9)年12月に開通した東京湾アクアラインは東京湾を横断し、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ15.1㎞に及ぶ高速道路だ。川崎側に約9.5㎞の東京湾アクアトンネル、木更津側には約4.4㎞のアクアブリッジがあり、その間にあるパーキングエリア「海ほたる」は、観光名所としても人気を呼んでいる。開通にあたり東京湾フェリーとしても手をこまねいていたわけではなく、調査や運航ダイヤの見直しなどを行っていた。
「当初、乗用車の運行料金は5050円と聞いていたのが、いざ開通してみると4050円。スタートから予想が狂いました」と山本さん。その後、5回の値下げあり2017(平成29)年4月現在は800円にまで下がっている。対する東京湾フェリーは、車の場合は片道最低2360円から、それに大人片道720円となっていて、その差は大きい。
■アクアラインの利用料金と大きく差が開いている
しかし、「利用が減った原因は料金だけはありません」と山本さん。利用できる時間もネックになっているという。
フェリーの始発は、久里浜港、金谷港ともに午前6時20分。午後8時前には最終を迎える。また、台風や暴風など悪天候の影響で思いがけない運休をすることもある。一方、東京湾アクアラインは24時間365日、時間に関係なくいつでも走行可能だし、天候に大きく左右されることも少ない。東京湾アクアラインに続いてフェリー離れに拍車をかけたのが2011(平成23)年3月11日に起こった東日本大震災だ。
仙台市の東方沖70㎞の海底を震源地とする未曽有(みぞう)の大災害は、日本における観測史上最大のマグニチュード9.0を記録。東北地方から関東地方までの太平洋沿岸が津波の被害に見舞われた。何日にもわたった余震。再び津波に襲われるかもしれないという恐怖。加えて同災害時に起こった東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染への心配は、旅行や観光を自粛する動きにつながった。東京湾フェリーが就航している横須賀港のある神奈川県内も金谷港のある千葉県内も有名な観光地がたくさんあるが、地震の影響に加え放射能汚染や液状化現象の心配が懸念された地域でもある。地震発生と同時に修学旅行や遠足といった学校関連の団体客やバスツアーのキャンセルが続出した。東京湾アクアラインの開通と東日本大震災。この2つが重なったことが、東京湾フェリー利用者減の大きな要因だ。
■東京湾フェリーの今後
利用車台数で最盛期の3分の1。売上的にはさらに低くなっている東京湾フェリー。
2006(平成18)年6月から、閑散期の平日は2隻運航にダイヤ改正。現在は「しらはま丸」と「かなや丸」の2隻で運航を続けている。
しらはま丸
かなや丸
3隻運航を続けていたのは利用者を待たせないためと、法令によって各船ごとに年1回の定期検査があるためだ。検査は12日間かけて行う定期検査の間、2隻運航を維持するために3隻で運航を続けていたが、2010(平成22)年7月には「くりはま丸」を売却。5月下旬と12月に行われる定期検査の間は1隻で運航することになるが、現状では新しい船を増やすことは難しいとのことだ。厳しい状態であることに変わりはないが、東京湾フェリーでは経営向上にむけての努力を続けているし、何よりも「船旅を楽しむ人を増やしたい」との思いを持っている。
実は、久里浜港から徒歩で乗船する場合のみ体験できる船旅の楽しみ方があるのだと、山本さんが紹介してくれた。金谷港は、フェリーからターミナルに直接乗下船できる構造になっているため、連絡通路があるのは久里浜港だけだ。
「フェリーと海を同時に眺めることができる連絡通路を楽しみにしている方は多い」と山本さん。船旅への期待感が盛り上がる場所だ。フェリーは、着岸後、次の出航に向けての点検を行っているのだが、特別に許可をいただき乗船させてもらった。
「点検中のため、電気が点いていませんが」と、案内していただいたのは2階の船室。
ここで海風を感じながら船旅を楽しむ人は多い。テーブルや椅子を固定し安全面も配慮されている。
この景色を楽しみしている方は多いという。リピーター率が高いのは、千葉県下にセカンドハウスを持つシニア世代。40分とはいえ運転を休めるうえに船旅気分を満喫できるのは魅力だ。また、小さいお子さんを持つ家族連れの利用も増えているそうで、行きは東京湾アクアラインを利用するのだが、小さいお子さんは約9.5㎞も続くトンネルは退屈らしい。長いトンネルに子どもは飽きてしまうのかもしれない。行きにトンネル内でぐずられた両親が、それを避けるために帰りは東京湾フェリーに変更する、というパターンが増えているとのことだ。さらに東京湾フェリーでは、千葉県の自治体と連携した期間限定のイベントや夏には納涼船の運航などを企画することで集客アップも図っている。
イベント以外にも日常的に楽しめる方法がある。遊覧船としても利用することだ。久里浜―金谷間を往復するだけなのだが、2時間ほどの船旅は、非日常的な体験とあいまって若いカップルやお孫さん連れのおじいちゃん、おばあちゃんに気軽に楽しめると人気があるとのことだ。東京湾フェリーの今後に期待したい。
■幻となるのか東京湾口(わんこう)道路
実は、東京湾にはもう1つ、橋を架ける計画がある。東京湾の入口、浦賀(うらが)水道に橋を架け、国道16号線と結び環状道路にする「東京湾口道路計画」だ。東京湾アクアラインより早い1962(昭和37)年、建設省によって調査が開始された計画で、橋の基点となるのは、16号線のそれぞれの終着地となる横須賀市の観音崎と千葉県の富津市。この2ヶ所を約17㎞の橋で結び、東京湾をぐるりと取り囲む環状道路(=東京環状)を完成させようというものだ。構想自体は半世紀以上前からあるのだが、2008(平成20)年7月の閣議決定でそれまでの「東京湾口道路の構想を進める」から「湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、長期的視点から取り組む」に国土形成計画がトーンダウン。現状では幻の架け橋となる公算が高い、といわざるをえない。
■取材を終えて
千葉というより房総半島に遊びに行く際、東京湾フェリーを利用するのは、横須賀・三浦が地元の筆者にとっては、ごく自然のことだった。しばらく乗船していなかったが、改めて取材をしてみて、また利用してみたくなった。
#車両
東京湾フェリー
本社住所:横須賀市久里浜8-17-5
久里浜港電話:046-835-8855
HP:http://www.tokyowanferry.com/
 
はまれぽ.com
https://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=6038





maru19690818さん
2017年08月28日 16時19分
久里浜から目と鼻の先で産まれ育った私は東京湾フェリーを良く利用しました。久里浜と金谷は距離にして恐らく7kmくらいですかね、この狭まい浦賀水道で1日あたり約400~700隻の船が行き交うという、世界でも有数の難所らしいです。その船の流れの合間を縫って、十字にクロスする形でフェリーは突っ切ります。例えるなら6車線の大きな国道をひっきりなしに車が走っている中を横道のあぜ道から向こう側に横切るような感じですかね~10万トン級の大型船なんて自分の行く水路を問答無用で突き進んできます。「このままだとぶつかるんじゃない?」な~んてヒヤヒヤもんなんですが、小さいフェリーはぶつからないよう舵を切る、スピードを落とすなりして何とか回避しちゃうんです。冬はお薦めしませんが、天候が許すならデッキに出て眺めると迫力ありますよ!
駅馬車さん
2017年05月16日 18時48分
息子と自転車で東京湾一蹴した際に乗りました。アクアラインは自転車は走れませんからフェリーが無くなると困りますよ。
IKさん
2017年05月12日 20時21分
東京湾を出入りする大型外航船の間隙をぬって航海するとき結構迫力ありますね。航海士さんは緊張するでしょうが。運転手は移動しながら休憩できるので楽です。ただ利用する側としては、アクアラインの異常な値引きと運転手以外の同乗者は乗船料が別にかかるのを天秤にかけると利用しづらいところ。

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