頼れる力持ち~~機関車の群像
◆DF200
「Red Bear」との二つ名を持つ、強力ディーゼル機関車。
北海道の主力機関車であるが、未だDD51を駆逐するには至らない。
この機関車が北海道の全貨物列車を牽引する時こそが、貨物列車近代化の画期となるであろう。
ディーゼル機関車とはいえ電気式なので、車軸の駆動はモーターで行う。
「Eco-Power」のロゴは、明らかにその点を意識している。
(札幌貨物ターミナルにて許可を得て撮影)
◆DF200
(スーパー北斗前面展望)
スーパー北斗の前面貫通扉から撮影を試みた。
ガラス越し、かつすれ違いの撮影なので、かなり厳しいものがあったが、なんとかまともに写っていた。
◆DE10
道内のDE10に本線仕業はなく、入換専用機となっている。
この1720号機はずいぶん派手な塗装がされたものだが、かような華美は決して無意味なものではあるまい。
入換作業は地味であるがゆえ、作業に携わる方々の心理を鼓舞するにも、機関車の華美な塗装が求められているのであろう。
(札幌貨物ターミナルにて許可を得て撮影)
◆DD51
重連牽引の「北斗星」(スーパー北斗前面展望)
この列車が登場した時はおおいに驚きを感じたものだが、今となっては色褪せて見える。
12年という時の流れは、冷酷非情にも現実をあぶり出す。
重連牽引は絵になるとはいえ、裏返していえば、単機牽引では用が務まらない証でもある。
DD51はディーゼル機関車の期を画した存在であり、その事実は顕彰されてしかるべきであろう。
しかし今では、あまりにも旧すぎる。
以久科鉄道志学館
http://www.geocities.jp/rail_of_shinsyu/ezo/yuki/02.html
DF200
DE10
DD51