[大阪中央区] 八木通商大阪本社~近代建築 (大阪市中央区今橋)













中央区今橋3【八木通商大阪本社】
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2010/5/28(金) 午後 11:22 レトロオフィスビル 建築デザイン
1918(大正7)年竣工のこのビルは、東京駅の赤レンガ建築や中之島の大阪市中央公会堂で知られる明治の大建築家、辰野金吾によって設計されたものです。
もとは、大阪農工銀行の建物でした。
1968年(昭和43年)、この建物を縁あって八木通商が手に入れ、今も保存に努めながら使用しています。外観にアラベスク文様を多用したテラコッタタイルを使い、独特の柔らかなトーンと表情を醸し出しています。
その分、三階の増築部分が残念な感じですね。
現在も八木通商が本社社屋として使用中の為、さすがに中には入れず、周りをぐるぐる巡る私・・・。
当初は、中央公会堂などのように煉瓦造りだったそうですが、1929(昭和4)年に、国枝博が改築した為、現在の外壁はその時のものです。
国枝博はアールデコの建築家で複雑な装飾を得意とし、みずほ銀行大分支店(旧大分県農工銀行、1932年、大分市)や朝鮮総督府庁舎(ゲオルグ・デ・ラランデ・野村一郎と共同設計、1926年、1996年取壊し)、
滋賀県庁本館(1939年、大津市、佐藤功一と共同設計)などを設計しました。
ここも、テラコッタのアラベスク模様に縁取られた窓や扉がとても繊細で優美です。

大阪【無名】レトロビルヂング案内
https://blogs.yahoo.co.jp/tamazo_building
https://blogs.yahoo.co.jp/tamazo_building/folder/876889.html?m=lc
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