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あっけなかった退陣劇 歴代最長を達成した安倍首相が持病悪化を理由に辞任表明 どうなるアベノミクス
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト8/28(金) 21:38
記者会見で辞任を表明した安倍晋三首相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった」
[ロンドン発]8月24日、第2次内閣発足から連続在任期間2799日、歴代最長だった佐藤栄作を抜き単独1位を達成したばかりの安倍晋三首相は4日後の28日、記者会見を開き、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に辞任を表明しました。
「政治において最も重要なことは結果を出すことだ。病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤る、結果を出せないことがあってはならない。国民の皆様の負託に、自信を持って応えられる状態でなくなった以上、首相の地位にあり続けるべきではないと判断した」
往生際がいいというか、実にあっけない退陣劇でした。記者会見では「一次政権に続いて政権投げ出しという批判もある」という厳しい質問も出ました。
安倍首相は官邸での正式な記者会見を通常国会の閉会翌日の6月18日以降開いていませんでした。持病の悪化で新たに点滴による投薬が必要になり、通院治療が避けられなくなったのが最大の理由でしょう。
■「東京五輪中止なら経済的損失は4兆5000億円」試算
第1次内閣でも体調悪化のため突然退陣して世界中を驚かせた安倍首相らしい幕引きだと思いました。新型コロナウイルス対策も一段落し、来年9月の自民党総裁任期まで首相を務めても、積み残した北朝鮮拉致問題、ロシアとの北方領土交渉、憲法改正で進展が期待できないという計算も働いたのでしょう。
延期された東京五輪・パラリンピックが無事開催されるのか心配です。日経新聞は7月に「大会延期による経済的損失は約6400億円、中止なら約4兆5000億円」という宮本勝浩・関西大学名誉教授(理論経済学)の厳しい試算を報じています。
安倍首相は衆院465議席中313議席(67%)、参院245議席中142議席(58%)を支持基盤としていただけに、世界中のメディアが一斉に「安倍晋三首相が健康上の理由から“断腸の思い”で辞任を決断」(英スカイニューズ)と速報しました。
イギリスのドミニク・ラーブ外相は「安倍首相の辞任表明を残念に思った。彼が日本歴代最長の首相として達成した素晴らしい業績を称賛する。彼は日英友好関係の強化という遺産を残した。今後数年間その関係が続くことを期待する」と述べました。
■どうなるアベノミクス
世界が注目するのは安倍首相の「金融緩和・財政出動・成長戦略」の3本の矢からなる経済政策アベノミクスが継続されるかどうかです。
安倍首相は、日銀の異次元緩和とそれに事実上ファイナンスされた財政出動で、円高を是正し、瀕死の状態だった日本経済に一息つかせました。円安・株高、企業過去最高益の続出、コロナ前は一部の都道府県で有効求人倍率は2倍を超える活況を呈していました。
日銀が買い入れた資産残高は国債、株式、不動産投資法人債など668兆円。安倍首相が政権に就く直前は158兆円だったので単純に言ってしまうと510兆円のお金がばらまかれた計算です。日銀もおそらくアベノミクスを支えた黒田東彦総裁の後継問題が浮上してくるでしょう。
安倍首相の後継者がどんな形で決められるのか、その中でアベノミクス路線を継続するか否かが焦点になってくると、世界市場に大きな影響を与える可能性があります。
■国政選挙に6連勝した安倍首相
安倍首相の政治的なレガシー(遺産)の一つは日銀の異次元緩和を追い風に選挙に連勝し、改めて自公連立政権を定着させたことでしょう。しかしNHKの最新世論調査で安倍首相の支持率は34%まで落ち、不支持率は47%にまで上昇していました。
安倍首相のままでは次の選挙には勝てないという計算が与党内に働いたのでしょうか。
【国政選挙の結果】
2012年12月総選挙、与党議席325議席(68%)政権奪還
2013年7月参院選、与党議席135議席(56%)
2014年12月総選挙、与党議席326議席(69%)消費税率再引き上げを先送り、アベノミクス解散
2016年7月参院選、与党議席146議席(60%)
2017年10月総選挙、与党議席313議席(67%)国難突破解散
2019年7月参院選、与党議席141議席(58%)
解釈改憲で「助け合える日米同盟」を実現
安倍首相は自民党の党是である「憲法改正」を政治課題に掲げてきました。しかし現実政治をよく知る安倍首相は建前では「憲法改正」を口にするものの、本音はいわゆる「解釈改憲」派です。
記者会見では「残念ながら、まだ国民的な世論が十分に盛り上がらなかったのは事実であり、それなしには(憲法改正は)進めることが出来ないのだろうと改めて痛感している」と総括しました。
憲法解釈を変更して集団的自衛権の限定的行使を容認し、2016年3月に平和安全法制を施行させました。安倍首相の言葉を借りれば「平和安全法制により、日米は互いに“助け合える同盟”となった」ということです。
これがなければ同年5月のバラク・オバマ米大統領の被爆地ヒロシマ訪問は実現しなかったでしょう。不規則発言を続けるドナルド・トランプ米大統領と良好な関係を維持できたのも根底に「助け合える日米同盟」があったからです。
■終戦記念日の式辞から消えた「反省」と「お詫び」
戦後75年に当たる終戦記念日の全国戦没者追悼式式辞で安倍首相は「あの苛烈を極めた先の大戦では300万余の同胞の命が失われました。今日、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれました」と述べました。
そして「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この決然たる誓いをこれからも貫いてまいります。我が国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えながら、世界が直面している様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意です」と誓いました。
しかし、戦後50年の村山富市首相の談話(村山談話)のポイントである「植民地支配と侵略」「アジア諸国」「多大な損害と苦痛」「痛切な反省の意と心からのお詫び」という言葉は跡形もなく消えてしまいました。
従軍慰安婦や徴用工といった歴史問題が原因でこじれにこじれた韓国との関係改善は次の政権に投げ出されました。コロナ危機で米中対立がさらに鮮明になる中、日本は米英豪韓台との連携を強化していく必要があります。韓国との関係改善は喫緊の課題になります。
「私や妻が関係していれば首相も国会議員もやめる」
安倍首相は森友学園への国有地払い下げ問題で2017年2月「私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」と答弁していました。
この日の記者会見でも「説明ぶりに反省すべき点はあるかもしれないが、(政権を)私物化したことはない」と繰り返しただけでした。しかし森友・加計学園、桜を見る会の問題で失われた有権者の信頼は取り戻せませんでした。
安倍首相に決定的に欠けていたのは危機のリーダーシップと有権者へのアカウンタビリティー(説明責任)です。お友達に甘い体質も第2次内閣でも改められていませんでした。2803日に及んだ長期政権で歪められた「霞が関」人事の後遺症がこれから出てくる恐れがあります。
次の首相に誰がなっても、アベノミクスの見直し、韓国との関係改善、政権への忖度が優先された「霞が関」の体質改善という重く大きな課題が待ち受けています。
(おわり)

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BLOGOS: 安倍晋三首相辞意表明会見全文
【全文】安倍晋三首相が辞意を表明 約1時間の記者会見で何を語ったのか【質疑応答】
BLOGOS編集部
2020年08月28日 20:22
安倍晋三首相は28日夕、首相官邸で記者会見を開き、辞意を表明した。
会見では辞任の理由として、持病である潰瘍性大腸炎の再発が8月中頃に確認されたことを説明。「病気と治療を抱え、体力が万全じゃないなかで、大切な政治判断を誤ること、結果を出さないことがあってはならない」と説明した。
2021年9月末まで自民党総裁3期目の任期が残るなかでの辞任となる。
会見は約1時間。約12分間の冒頭挨拶で辞意を表明した。質疑応答ではメディアやフリーランスの記者約20名から、辞意に至るまでの経緯や後任の人選についてのほか、外交問題や経済政策、新型コロナウイルス対策に関する成果などについての質問が飛んだ。
■冒頭挨拶 全文
猛暑が続く中、国民の皆さまにはコロナウイルス対策、そして熱中症対策、ダブルの対策に万全を期していただいておりますこと、国や地方自治体から様々な要請に対してご協力いただいておりますこと、心から感謝申し上げます。コロナウイルス対策につきましては、正体不明の敵と悪戦苦闘する中、少しでも感染を抑え、極力重症化を防ぎ、そして国民の命を守るため、その時々の危険の中で最善の努力を重ねてきたつもりであります。それでも残念ながら多くの方達が新型コロナウイルスにより、命を落とされました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。今この瞬間も、患者の治療に全力を尽くして下さっている医療従事者の皆さまにも重ねて御礼申し上げます。
本日、夏から秋、そして冬の到来を見据えた今後のコロナ対策を決定いたしました。この半年で多くのことがわかってきました三密を徹底的に回避すると言った予防策により、社会経済活動との両立は十分に可能であります。レムデシビルなど、症状によった治療法も進歩し、いま40代以下の若い世代の致死率は0.1%を下回ります。
他方、お亡くなりになった方の半分以上は80代以上の世代です。重傷化リスクが高いのは高齢者や基礎疾患のある方々であり、ひとりでも多くの命を守るためには、こうした皆さんへの対策が最大の鍵となります。冬に向けてはコロナに加え、インフルエンザなどの流行で、発熱患者の増加が予想されます。
医療の負担軽減のため、重傷化リスクの高い方々に重点を置いた対策へ今から転換する必要があります。まずは検査能力を抜本的に拡充することです。冬までにインフルエンザとの同時検査が可能となるよう、1日20万件の検査体制を目指します。特に重傷化リスクの高い方がおられる高齢者施設や病院では地域の感染状況などを考慮し、職員の皆さんに対して、定期的に一斉検査を行うようにし、高齢者や基礎疾患のある方への集団感染を防止します。医療支援も高齢者の方々など、重傷化リスクの高い方々に重点化する予定です。新型コロナウイルスについては、感染症法上、結核やSARSMARSといった二類感染症以上の扱いをして参りました。
これまでの知見を踏まえ、今後は、政令改正を含め、運用を見直します。軽症者や無症状者は宿泊施設や自宅での療養を徹底し保健所や医療機関の負担軽減を図って参ります。コロナ患者を受け入れている医療機関、大学病院などでは、大幅な減収となっており、国民のために日夜ご尽力をいただいているにもかかわらず、大変な経営上のご苦労をおかけしております。経営上の懸念を払拭する万全の支援を行います。インフルエンザ流行期にも十分な医療提供体制を必ず確保します。以上の対策について順次予備費によって措置をおこない、ただちに実行に移して参ります。
コロナ対策と並んで一時の空白も許されないのが、我が国を取り巻く、厳しい安全保障環境への対応であります。北朝鮮は弾道ミサイル能力を大きく向上させています。これに対し迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか。一昨日の国家安全保障会議では現下の厳しい安全保障環境を踏まえ、ミサイル措置に関する、安全保障政策の新たな方針を協議しました。今後速やかに与党調整に入り、その具体化を進めます。
以上2つのことを国民の皆さまにご報告させていただいたうえで、私自身の健康上の問題についてお話をさせていただきたいと思います。
13年前、私の持病である、潰瘍性大腸炎が悪化をし、わずか1年で突然総理の職を辞することとなり、国民の皆さまには大変なご迷惑をおかけいたしました。
その後幸い、新しい薬が効いて、体調は万全となり、そして国民の皆さまからご支持をいただき、ふたたび、総理大臣の重責を担うこととなりました。この8年近くの間しっかりと持病をコントロールしながら、なんら支障なく総理大臣の仕事に毎日、日々、全力投球することができました。
しかし、本年6月の定期検診で再発の兆候が見られると指摘を受けました。その後も薬を使いながら全力で職務にあたってまいりましたが、先月中頃から体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました。そして8月上旬には潰瘍性大腸炎の再発が確認されました。今後の治療として、現在の薬に加えまして、さらに新しい薬の投与を行うことといたしました。今週初めの再検診においては、投薬の効果があるということは確認されたものの、この投薬はある程度継続的な処方が必要であり、予断は許しません。
政治においては、最も重要なことは結果を出すことである。私は政権発足以来、そう申し上げ、結果を出すために全身全霊を傾けて参りました。病気と、治療を抱え、体力が万全じゃないという苦痛の中、大切な政治判断を誤ること。結果を出せないということがあってはなりません。国民の皆さまの負託に自信をもって応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断しました。総理大臣の職を辞することといたします。
現下の最大の課題であるコロナ対応に障害が生じるようなことはできる限り避けなければならない。この1ヶ月程度その一心でありました。悩みに悩みましたがこの足元に置いて、7月以降の感染拡大が減少傾向へと転じたこと、そして、冬を見据えて実施すべき、対応策を取りまとめることができたことから、新体制に移行するのであれば、このタイミングしかないと判断いたしました。
この7年8ヶ月、様々な課題にチャレンジしてまいりました。残された課題は残念ながら多々ありますが、同時に様々な課題に挑戦するなかで、達成できたこと、実践できたこともあります。すべては国政選挙のために、力強い信任を与えてくださった、背中を押していただいた国民の皆さまのおかげであります。本当にありがとうございました。
そうしたご支援をいただいたにもかかわらず、任期をあと1年残し、ほかの様々な政策が実践途上にあるなか、コロナ禍のなか、職を辞することになったことについて、国民の皆さまに心より、心よりお詫び申し上げます。
拉致問題をこの手で解決できなかったことは、痛恨の極みであります。ロシアとの平和条約、また憲法改正、志半ばで職を去ることは断腸の思いであります。しかし、いずれも自民党として、国民の皆さまにお約束をした政策であり、新たな強力な体制のもと、更なる政策、推進力を得て、実践に向けて進んでいくものと確信しております。もとより、次の総理が任命されるまでの間、最後までしっかりとその責任を果たしてまいります。
そして、治療によって、何とか体調を万全とし、新体制を一議員として支えてまいりたいと考えております。国民の皆さま、8年近くにわたりまして本当にありがとうございました。
■質疑応答 全文
日本テレビ:よろしくお願いします。辞意を表明されましたけれども、今、ご説明にあったように継続的な薬の投与をしながらですね、治療を続けながら、執務にあたる、続行するといった選択肢はなかったのでしょうか。
それだけ健康状態が厳しいということなのか、今後次の総理が決まるまでは安倍総理が任にあたるということと思いますが、再び病院に通うような必要性というのがあるんでしょうか。
また、辞任を決意されたのは具体的にいつごろだったのかを教えていただきたいのと、1次政権に続いて、任期途中での辞任となります。コロナ禍にあって、政権投げだしという批判もあると思いますが、こうした批判に対してはどのように説明なさいますでしょうか。
また、政治的な空白が許されないなかで、今後の後継者の決め方ですけれども、自民党総裁選は、党員投票を行う正式な形で行われるべきとお考えなのか、それとも緊急性に鑑みて、両院議院総会とすべきという風にお考えなのか、お考えを聞かせていただきたいのと、最後に意中の後継者がいましたら、教えてください。
安倍首相:まず治療との関係ですが、先般、今まで使っている薬に合わせまして、点滴での処方となるわけですが、その新しい薬を使いまして、2回使っているんですが、2回目のときですね、検査も行ったんですが、効果は出ているということでございました。
そこでもちろん、このままですね、そうした治療を続けながらということももちろん考えるわけでありますが、そういうこともこれまでずっと考えて、6月以降ですね、ただしかし、これから9月に人事がありですね、そして、国会開会をしていくなかにおいてですね、これを継続的に間違いなくずっと良くなる保証はないなかにおいてですね、このある程度、この投薬が終了してですね、大丈夫ですとなれば別なんですが、その過程のなかにおいてですね、まさにコロナ禍のなかにおいて、政治的空白を生み出さないようにするうえにおいてはですね、このタイミングで辞任するしかないという判断をいたしました。
そして、それは先週と今週に検査を受けまして、今週の診察を受けた際に発覚したところであります。月曜日ですね。ご批判は、まさに任期途中でありますから、甘んじて受けなければならないと思っていますが、冒頭申し上げましたように、秋から冬にかけて、インフルエンザの流行に備えてですね、対策を取りまとめることができましたし、また直ちに実行に移していく目途が立った。そして、また拡大傾向から減少傾向にきたこともあり、このタイミングで判断させていただきました。総裁選、次の総裁が決まるまでの任期等々を考えるとですね、影響を与えないのはこのタイミングしかないと、そう判断をしたところでございます。
もちろんこの任にある限りですね、コロナ対策、責任をもって全力をあげていきたい。幸いにも新しい薬が効いてますので、しっかりと努めていきたいとそう思っております。そして、次のあの自民党総裁をどのように選出するかということは、もう執行部等にお任せしておりますので、私が申し上げることではないと思いますし、誰かということも私が申し上げることではないだろうと思っております。
読売新聞:先ほど総理は結果を出すことに全身全霊をあげてきたとおっしゃいましたが、歴代最長となった在任中に成し遂げたことのなかで、ご自身、これは政権のレガシーだと思われるものがありましたら、あげていただけないでしょうか。また、先ほど、憲法改正、北方領土問題、拉致問題、あげられましたが、後継の首相に期待したいこと、託したいことありましたら、合わせてお願いします。
安倍首相:まずレガシーというお尋ねですが、まさに国民の皆さまがご判断、歴史が判断していくものだと思いますが、7年8ヶ月前、政権が発足した際には、東北の復興なくして、日本の再生なし。東北の復興に全力をあげると申し上げて取り組んでまいりました。また、経済においては、働きたい人が働くことができる、働く場をつくる、それを大きな政策課題として掲げて、20年続いたデフレに3本の矢で挑み、400万人を超えるですね、雇用をつくりだすことができました。
成長の果実を活かしまして、保育の拡充、また幼児保育の無償化を行いました。高等教育の無償化も含めてですね、そして、働き方改革や一億総活躍社会に向けて、大きく一歩を踏み出すことができたと思ってます。また外交安全保障におきましては、集団的自衛権にかかる平和安全法制を制定いたしました。助け合うことができる同盟は強固なものになったと思います。米国の大統領の広島訪問がそのなかで実践できたのでございますが、こうした日米同盟を基軸として、地球儀を俯瞰する外交を展開する中において、例えばTPP、あるいは日・EUのEPA、日米の貿易交渉もそうですが、日本が中心となって自由で公正な経済圏を作り出すことができたと思っております。
これもすべて国政選挙のたびに力強い信任を与えていただいた国民の皆さまのおかげでございまして、心から感謝申し上げたいと思います。同時にいま、ご質問いただいた拉致問題、あるいは日露平和条約の問題、そして憲法改正、どれも大変大きな課題であります。歴代の政権が挑んできた課題であります。
残念ながらそれぞれ、この課題が残った、痛恨の極みではありますがどれも自由民主党として全力で取り組んでいくということをお約束している課題、政権としてだけではなくて、党としてもお約束をしている課題でございますから、次の新たな強力な体制でしっかりと取り組んでいただくことを期待しています。
朝日新聞:次期政権に望むことを具体的に教えてください。そして、後継候補と言われる方の名前があがっていますが、例えば岸田政調会長、石破元幹事長、菅官房長官ら、それぞれご評価があればお聞かせください。
安倍首相:辞めていく私があまり注文すべきではないと思いますが、次の方もまず何と言っても現状のコロナ対策に全力を尽くされることと思います。ウィズコロナ、そしてポストコロナの時代に向けてですね、我々がそのビジョンを示しているわけではございますが、そうしたものを共有していきながら成果を出して行ってもらいたい。新しい日常を作り出す中においてですね、そのなかで、それぞれの方々が、未来を見据えて進んでいくことができる日本社会を作っていっていただきたいと思っています。
そして、それぞれ個別具体的な名前はあえてあげませんが名前がでておられる方々は、それぞれ有望な方々でありますし、私も一緒に、内閣において、あるいは党において一緒に働いたことのある方ばかりでございますので、それぞれこの政策を競い合うなかにおいてですね、おそらく素晴らしい方が決まっていくんだろうと期待しています。
共同通信:外交問題についてお伺いします。いましがた総理も北朝鮮による拉致問題、日露平和条約交渉、結果が出せなかったこと痛恨の極みだとおっしゃいましたけれど、第一次内閣合わせて8年8ヶ月の間に、この解決できなかったことについて、これまでのやり方で振り返って反省すべき点はなかったのか、また、次の政権に向けてこうしたアプローチが望ましいですとか、期待することについて改めてお伺いします。もう一点、今日の会見ではいつも会見で使われているプロンプターを使っていないですけれど、これはどういったお気持ちで会見に臨まれたんでしょうか。
司会:すみません、多くの方が待っていますので、どの質問を首相にお伺いしたいのか…
安倍首相:いや、いいです、いいです。プロンプターは世界でいろんな指導者が使っているものでありまして、私も使っておりましたが、今日はギリギリまで原稿が決まってなかったということもあり、私も推敲しておりましたので、こうしたかたちになりました。
そして拉致問題について、別のやり方があったのではないかというご質問ですね。この問題にずっと取り組んできました。そう簡単な問題ではないからいまでも残っているわけであります。ありとあらゆる可能性、さまざまなアプローチ、私も全力を尽くしてきたつもりであります。そのなかで、例えばかつては日本しか主張していませんでした、でも国際的にこれは認識されるようになりました。
私も努力してきた。アメリカの大統領がですね、北朝鮮の首脳と金正恩委員長とですね、1対1の場面でもこの問題に言及し、習近平主席も言及し、そして文在寅大統領も言及する、これは今までになかったことであります。もちろん、それによって結果が出ていない。私も最大の努力をしてきた。ただですね、そう申し上げましてもご家族の皆さんにとっては結果がでていないなかにおいて、おひとりおひとりとお亡くなりになっていく。私にとっても痛恨の極みであります。
常になにか他に方法があるのではないかと思いながら、あらゆる、これは何をやっているかということを残念ながら、外交においてはそうなんですが、特にこういう外交はそうなんですが、ご説明できませんが、考えうるあらゆる手段をとってきているということは申し上げたいと思います。
東京新聞:通算でも連続でも歴代最長政権となり安倍一強の政治状況が続きました。さまざまな成果があろうかと思いますけれど、総理は先ほどレガシーは歴史が判断することとおっしゃいました。この間、官僚の忖度や公文書の廃棄、改ざんなど負の側面も問われたかと思います。公文書の改ざんを迫られ自殺した財務省職員のご遺族はいまも再調査を求め、政権の説明責任を問うています。この間、国民に疑問を持たれたさまざまな問題に歴史が判断する材料としての公文書管理、および政治家の説明など、十分な説明責任が果たせたとお考えでしょうか。
安倍首相:公文書管理に関しましては安倍政権においてさらなるルールにおいて、徹底をしていくことにしております。また国会においては相当長時間にわたって、いまあげられた問題について私も答弁をさせていただいているところでございます。十分かどうかというところについてはですね、国民のみなさんがご判断されるんだろうなと、そう思っております。
日本経済新聞:総理は自民党総裁であると同時に、党内最大派閥の清和会の実質的なリーダーであると思われます。今後の党総裁選では総理の影響力が少なからず働くと思われますが、後任総裁選びはどういった姿勢で臨まれますでしょうか。どなたかを支援して一票を投じられるのか、もしくは退陣する首相として静観されるお考えなのか。また総理が取り組んできた憲法改正、これは支援の条件となるのでしょうか。
安倍首相:まず清和会でございますが、清和会細田派でありまして、細田会長のもと、みなさんでどう臨まれるかということは、政策グループとしておそらく議論するかも知れないと思っておりますが、わたくしは総裁を辞めていく立場であり、私から何か次の総裁選に影響力を行使しようということはまったく考えておりませんし、そうすべきでもないだろうと思っております。
憲法については、そもそも憲法改正、また四項目のイメージ案については党で決めたことでございますので、誰が総裁になられても、党で約束していることであり、取り組んでいかれるのだろうなと思っております。




テレビ朝日:総理が途中でおやめになるということで、体調が悪いのかなと推察いたしますが、今後の政治とのかかわりについてお伺いしたいと思います。さきほど一議員としてかかわるというふうにおっしゃっていましたけども、例えば元総理としてできること、たとえばこれまでしかかったロシア外交ですとか、対中外交というものに今後取り組まれる意欲はありますでしょうか。それと次の衆議院選挙に対する身の振り方、いかがお考えでしょうか。
安倍首相:今後についてでございますが、なんとか体調を回復する中において、一議員として活動を続けていきたい。そのなかで、様々な政策課題の実現に微力を尽くしていきたいと思いますし、次なる政権に対しても影響力を、当然のことなんですが、一議員として支えて行きたいと思います。どのようなことをやるのかについては、これからまだ先のことでありますが、今までの経験も活かしながら、議員としてできることがあれば取り組んで行きたいと思います。
次の衆議院選挙については、有権者の皆さまも判断することでもございますが、私としては基本的には一議員として仕事をしていきたいと思います。
産経新聞:先ほど何度も質問がありましたが、自民党総裁選で次の意中の候補というのはおっしゃられておりませんけども、総理は通算日数も在職日数も最長を達成されました。その中であるべき総理大臣の姿というのは日々お考えになられていらっしゃったと思いますけども、総理が考える総理総裁に必要な資質はどういうふうに考えていますでしょうか。
安倍首相:これはいままでもよく申し上げてきたことではございますが、しっかりとしたビジョンを持って責任感と情熱を持った方だろうと思いますが、今まで名前が出ている方は、それぞれそうした資質をもっておられるんだろうと。私が持っているかどうかというのは別の問題でありますが。それとやはり総理大臣というのは1人でできる仕事ではなくて、私がここまでこれたのも、至らない私を支えていただいた多くのスタッフの皆さんや多くの議員の皆さんがいてですね、なんとかここまで来ることができました。ですからそういうチーム力ということも大変重要ではないかと思います。
TBS:今年は政府はコロナ対応に終始している年だと思います。そして未知なる脅威との戦いと言うこともありまして、なかなか当初、後手後手だったのではないかという印象を受けています。総理も国会の答弁でPCR検査が普及しないことについて何らかの目詰まりを起こしているのではないか、政府が配布を決めたマスクが都市部からなかなか地方の方に行き渡らなかったという指摘もありました。そこでこれまでの政府対応で成果を挙げたと思われる点、あるいは反省する点をそれぞれご指摘願いたいと思います。
安倍首相:今回のコロナウイルス感染症との戦いは、武漢で発生し、武漢の邦人の救出オペレーションからスタートしました。そのあとはダイヤモンドプリンセス号の問題もあった。それぞれ初めての経験でありました。今までの知見がない中において、その時々の知見を生かしながら、我々としては最善を尽くしてきたつもりでございます。
マスクについても様々なご批判もいただきましたが、そのマスクの配布を始めることによって、需要と供給の関係から、相当供給も出てきたということもあります。ネット等での価格も大きく変わってきたということもあったと思います。ただ国民の皆さまからの厳しいご批判もありました。そうしたものは私も受け止めなければならないと思っております。各国との比較の中において、亡くなられた方々はおりますが、死者の数、重傷者の数等においても、諸外国と比べてなんとか低く抑えることもできたと考えております。
また経済への影響も、大きな影響がございますが、種々の経済対策によって、他の先進国等々と比べればなんとか抑えることができていると思いますが、まだまだ不十分な点もありますし、反省するべき点は多々あるということは申し上げなければならないと思います。
フジテレビ:6月の検診で再発の兆候がみられ、先月の中旬頃から体調に異変が生じたということですが、今回の決断に至るまで、総理は土日も休みがなくほとんど公務に当たられていた期間、時間が多かったと思うんですけども、最近総理に面会した多くの方々がしっかり休んで欲しいと疲れが溜まっていると、でもやっぱり総理が休みたがらないという話も聞きました。今思えば、総理はもう少し休んでおけばよかったという後悔はありますでしょうか。
安倍首相:自分自身の健康管理も総理大臣としての責任だろうと思います。それが私自身十分に出来なかったという反省はあります。同時にまさに見えない敵と悪戦苦闘する中において、全力も尽くさなければいけない、という気持ちの中で仕事をしてきたつもりでございます。ただやはり、一国のリーダーとしてはしっかりと健康管理をしなければならないなということは、痛感をしているところであります。
北海道新聞:憲法改正について伺います。最長政権を樹立されても、結果的には実現できなかった。憲法改正の機運が高まらなかった理由をいまどのように捉えられているかということと、今後実現は可能かお聞きしたいと思います。
安倍首相:憲法改正については、まずは党において四項目に絞り込んだ改正案のイメージをしっかりと決定することが出来たと思います。ただ、残念ながら、国民的な世論が盛り上がらなかったのは事実であり、それなしには進めることは出来ないんだろうと改めて痛感しているところでございます。しかし、それぞれの国会議員の皆さんも、国会でお互いに案をぶつけ合って議論をしなければ、どうしても国民的な議論は拡がらないわけでありまして、国会議員として、その責を果たすように、私も一議員としてこれから頑張っていきたいと思います。
時事通信:総理が一次政権で辞められたときには、政権を投げ出したと批判を受けたわけですけれども、総理自身も身の引き方を悔やんでいる面もあったかと思います。で、今回、一次政権との身の引き方に比べて、それとは違った身の引き方ができたとお考えか、政権を投げ出したといった批判がないような身の引き方ができたとお考えなのか、お聞かせください。
安倍首相:任期途中での辞任ですから、様々なご批判があるのは当然だろうと甘んじて受け入れないといけないとこう思っております。ただ今回は、何とかコロナ対策に空白を生まないように腐心してまいりました。そこで拡大傾向から減少傾向に転じたとき、さらには秋から冬に向けて、インフルエンザの流行に向けてですね、対策を取りまとめることができて、実施についても目途が立ったときを選んだわけですが、前回はまさに内閣の改造を行なって、国会の召集を行ない、所信表明をした後に辞任となったわけでありますが、今回は人事として、国会の前に私が判断しなければならない。
ですから、ずっとずっとそのことを悩みに悩んだわけでありますが、そのタイミングでですね、もちろんそのもう少しできないかという気持ち、葛藤がなかったわけではないのですが、万が一にでもですね、同じようなことをしてはならないと判断をしたということであります。
京都新聞:地方の視点からお伺いします。地方創生、東京一極集中を打破するという部分でですね、強調しておっしゃっていて、地方の立場からすると、かなり期待を持ってですね、見ていました。地方省庁の移転でいうと、京都にですね、文化庁の移転があったわけですけど、とはいえ大きなですね、パラダイムシフトには至ってないと思うんですが、地方創生に関しての総理自身のご評価、採点といいますか、それをよろしくお願いいたします。
安倍首相:確かにパラダイムシフトが起こるというところまでは、来ていないわけであります。景気回復期はどうしても東京に人口が集中する傾向にあったわけでございますが、今回の安倍政権の期間における景気回復期でもですね、もちろん東京への集中は増えて、歯止めがかかっていないんですが、スピードはですね、相当鈍らせることができたのかなと思っています。
それと、東京から地方に移住したい方の相談を受けることにおいてはですね、今まではだいたい60代の人が中心だったんですね、一線を退いてから年金生活に入るときにもとの故郷に戻ってみようという方が多かったんですが、今は現役世代、50歳代以下の人が相当多くなってきました。つまり、地方にチャンスがあると思う方が出てきたのかなと思います。
そして、パラダイムシフトが起こるとするとですね、いま3つの密を避けるなかにおいてですね、テレワークが進むと同時に地方の魅力がいま、見直されているんだろうと思いますし、また足元で20代の若者の地方への転職希望が大幅に増加しているという調査もあります。
今後ですね、日本列島の姿、国土のあり方をですね、今回の感染症で根本的に変えていく可能性もあるんだろうと思います。まさにポストコロナのあり方、社会像を見据えてですね、現在、未来投資会議で、すでに議論をスタートしておりますが、こうした大きな変化をですね、活かしていきたいと思っています。
記者:総理、お疲れ様でした。先ほどのごあいさつのなかでお伺いしたいことがありました。レガシーのなかで、オバマ大統領の広島訪問をあげられたと思うんですけど、今年は被爆75年、終戦75年で、改めて多くの国民は平和の大切さを噛み締めた1年であります。総理は多くの被爆者の方々と会い、戦争で家族を亡くなった方々の声に耳を傾けられてこられました。そのことが総理にどう胸に響きましたか。
任期中には平和安全法制、安全保障関連法など、国民の世論を二分することもありましたが、改めてご自身が平和問題と向き合ってきたのか、また次の政権にですね、平和であったり、反戦であったり、核兵器廃絶であったり、託していける使命があれば、どのようにお考えか教えてください。
安倍首相:まず核兵器の廃絶、これは私の信念であり、日本のゆるぎない方針であります。当然、この方針は次の政権でも引き継がれていくものだろうとこう思います。平和の問題であります。残念ながら、世界ではまだ様々な地域で戦闘がおこり、戦闘に巻き込まれる方、子どもたちもいます。それをいかになくしていくかという問題でありますが、まさに世界が協力をしながら、平和をつくりだしていく努力をしなければなりませんし、平和を維持していく努力をしなければなりません。
と同時に、残念ながら我が国のまさに近くにですね、核開発を進め、日本を射程におさめるミサイルの開発を進めている北朝鮮もそうです。そうした国からしっかりと日本を守り抜いていかなければなりません。そのためにこそ、まさに日米同盟があるわけでありまして、同盟の絆を強くすることによってですね、日本を攻撃しようという気持ちには相手をさせないということにつながっていく。つまり、抑止力になっていくわけでありまして、いわば抑止力というのは、戦争をするためのものではなくて、戦争を防ぐためのものでもあります。そうした努力もしながら、また核の廃絶についてもですね、核兵器国と非核兵器国の橋渡し役を日本が行いながら、唯一の戦争被爆国としてですね、核の廃絶に向けた努力を重ねていかねばならないと思ってます。
毎日新聞:先ほど総理はお話の中で今週月曜日の検査を受けて、辞任を決断されたというお話でしたけれど、その月曜日から金曜日の間で、最終的にご判断されたというのはいつなのか、ということと、あとは判断にあたってどなたかにご相談はされましたでしょうか。
安倍首相:月曜日にそういう判断をしました。そのなかでこの秋から冬に向けてのですね、コロナ対策の取りまとめをしなくてはならない。この取りまとめをしっかりとする、そしてその実行の目処を立てる。それが今日の日となったということであります。この間、相談したのかということでありますが、これは私自身、自分一人で判断をしたということであります。
フリー記者:新型コロナの感染者情報を集約するデータベースで発症日とか職業などのデータを把握できないというようなことが起きているというニュースがありました。こうしたデータは対策の基本だと思います。この問題に限りません。10万円の給付金のときにもオンライン申請を受け付けながら、結局は自治体の公務員が手作業でやるというような状況もあって、このコロナ禍で日本がいかにIT後進国であるかということが露呈してしまったわけです。
安倍政権では2013年に新IT戦略を立てられて、今年までに、2020年までに世界最高水準のIT利用活用社会を実現すると目標にして、首相自身も世界の後塵を拝してはならないと宣言されました。ところがいままさに世界の後塵を拝しているのはあきらかで、安倍さんも非常に不本意だというふうには思うのですけれど、こうなった原因はどこにあるのでしょうか。どう考えておられるかということを伺いたいと思います。そして、後任には今後、こういうところをしっかりやってほしいと期待されるのか、どういう申し送りをしたいのかということも併せてお願いします。
安倍首相:いま、ご指摘になったようにですね、日本の今のこの状況、IT分野における状況、問題点、課題というのは明らかになったわけでありまして、反省点でございます。さまざまな課題があるんですが、まず官の側に立てば、役所ごとにシステムが違うという問題もございますし、自治体ごとに違っているという、そういう課題もあります。
今回、そういう課題が明らかになってまいりましたので、高市大臣を中心に一気に進めていくというところでございます。
もうひとつは個人情報に対する保護の対応がですね、自治体ごとに違ったりとかすると、自治体ごとに違うという課題もあります。しかし、今回、そういう課題を乗り越えていく必要性というのは、そうとうこれ共有できたのではないかと思いますので、私は辞めていくわけではございますが、残りの期間、次の、そしてリーダーもまた当然取り組んでいかれると思いますが、私も残余の期間ですね、しっかりと頑張っていきたいと思っております。
ロイター:後任の総裁については党の執行部の方にお任せになっているということ、先ほどお伺いしたこと、あらためてその上でのお話ですが、空白は作れない、総理のご体調のこともあるということで、時間軸を考えたときに、いつまでもということはないと思うのですが、残余の期間とおっしゃっていましたが、どれくらいの時間軸を希望していらっしゃるのでしょうか。
安倍首相:次の総裁が決まるまで、どれくらいかかるかということなんですが、執行部の方では案を具体的に考えておられるというふうに先ほど情報として入ったんですが、これは私の体調の方はその間は絶対に大丈夫だと思っております。それほど、長期ではないけれども、しっかりと選んでいただける、政策論争ができる時間はとられるんだろうと、いま私が具体的なことを申し上げることは控えた方がいいと思っています。
ビデオニュース:総理、お疲れのところ申し訳ありません。総理の在任期間にぜひ伺いたいと思ってたことですので、ちょっと立ち入ったことになりますが、安倍政権はですね、これまでの政権に比べて、非常に徹底したメディア対策というものをなされた政権だと思っております。
たとえば、個別のメディアに出演、今まで輪番で出てたものを個別のメディアに一本釣りのような形で出演されるとか、あるいは事前に質問を取りまとめて、出した社にしか質問を当てないとかですね、徹底したメディア対策をされた。それ自体は悪いと言っているわけではないんですが、それは総理ご自身の指示によるものだったのでしょうか。
それとも、ワーキングレベルで行われたものが総理が知らずにやっていたものなのか。あるいは仮に総理が知らなかったとしたら、記者会見でですね、質疑の場面なのに、なぜか質問と答えが目の前のメモに書かれている状況をご覧になって、何か違和感を覚えられなかったのか、またそのような会見がメディアと政治の関係、民主主義において、総理はどうお考えになっているのか、お考えをお聞かせください。
安倍首相:まず安倍政権がたとえば幹事社から質問を受けるのは、安倍政権の特徴ではなくて、ずっとおそらく前の政権から同じだったと思います。安倍政権の特徴ではないというのが一つ。
幹事社からの質問についてはですね、最初に受けるというのは今までの各政権がそうだったのだろうと思います。また、当然正確性を、総理大臣の発言ですから、これは正確な答弁をしなければいけないわけでありまして、どういう質問が出るかというのは想定してつくっているということでありまして、必ずしもあらかじめ、今日だって全部こうお答えしているわけですが、それぞれ前もっていただいた質問ではないわけでございまして、それとメディアにそれぞれどうやって出演するかどうかっていうことについては、時々の政権が判断するんだろうと思います。いいか悪いかはそれぞれの判断だろうと思いますし。
西日本新聞社:歴代最長の政権のなかで、多くの成果を残された一方で、森友問題や加計学園問題、桜を見る会問題など、国民から厳しい批判にさらされたこともあったかと思います。コロナ対策でも、政権に対する批判が厳しいと感じられることも多かったと思うんですが、こうしたことに共通するのは、政権の私物化という批判ではないかと思います。こうした指摘は国民側の誤解なんでしょうか。それについて、総理がどうお考えになるか、これまでご自身が振り返って、もし反省すべき点があったとしたら、それを教えてください。
安倍首相:政権の私物化はですね、あってはならないことでありますし、私は私物化したというつもりはまったくありませんし、私物化もしておりません。まさに国家、国民のために全力を尽くしてきたつもりでございます。そのなかで、様々なご批判もいただきました。ご説明もさせていただきました。その説明ぶり等につきましては反省するべき点もあるかもしれないし、そういう誤解を受けたのであれば、反省しなければならないと思いますが、私物化したことはないと申し上げたいと思います。
報知新聞社:東京五輪パラリンピックの開催の影響についてお伺いいたします。総理は新型コロナウイルスの感染拡大後も、来夏の大会開催に強い意欲を示されてきましたが、このタイミングでのご自身の辞任による、開催判断の可否の影響や、また来年の夏に予定通り大会が開催された場合、首相として五輪を迎えることができないことについて、率直な想いをお聞かせください。

安倍首相:世界のアスリートが万全のコンディションで、プレイを行ない、そして観客のみなさんにも安全で安心な大会を目指していきたいと思います。IOCや大会組織委員会、東京都もですね、緊密に連携をしながら、先般作成されましたロードマップに示された手順に沿ってですね、準備を進め、開催国としての責任を果たしていかなければならないと思っておりますし、当然私の次のリーダーの考えのもとに目指していくんだろうと思いますし、もちろんそのために様々なやらないといけないことがあるんだろうと思っております。

BLOGOS
https://blogos.com/article/481115/









安倍晋三首相、辞任へ
2020年8月28日 14時13分
産経新聞
安倍晋三首相は28日、辞任する意向を固めた。
新型コロナウイルス感染症への対応で、年明けから6月20日まで147日連続で執務するなど激務が続いており、健康状態の悪化が理由とみられる。複数の関係者が明らかにした。
首相は今月17日、東京・信濃町の慶応大病院に約7時間半滞在し、日帰りで検診を受けた。官邸関係者は「休み明けの体調管理に万全を期すためだ」と強調。病院関係者は、6月13日に首相が受診した人間ドックの「追加検査」だとしたが、健康状態を不安視する声が出ていた。
首相は平成18年9月に第1次内閣を発足。しかし、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し約1年で退陣した。24年12月の第2次内閣発足以降は薬の効果もあり、長期政権を実現。今月24日には連続在職日数で歴代最長の佐藤栄作を抜き1位になる。

ライブドアニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/18805374/




なんだ散々引っ張ってやめるのか
じゃぁ土日は組閣か?まだ速報みただけだけど。後継はひょっとこ?菅?時間ないから両院議員総会?こりゃあ、選挙は一年後ギリギリまで引っ張るという手段か?また先延ばしで最悪の結末だな自民党にとっては。あとでオレの言ったことがわかるよ。
投票で決めるのなら、菅の目がある。誰もが「菅はカネがない」と思って外していたが(自民党総裁選は買収し放題です何の法にも触れません)、菅の目が実はあるんだよ。
菅には最近、大金を出してくれる奴のアテがついてるはずだからな。イヒヒヒ。
ネット民がウォッチすべきは、今井と佐伯の次のポストと動向
 2020/08/28 14:21   -貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか?
ずっと監視しなきゃダメよ。二階なんてのは黙っててもどこにいるかわかるが、役人はわからないからね。一応官報とかには出るけどほとんどの人みないから。

二階堂ドットコム
http://www.nikaidou.com/archives/129737










統一教会=安倍晋三と、日本検察の最終戦争
2020年08月26日 (水) 14:18
河合克行・案里夫妻が2019年参院選で、ウグイス嬢の法定報酬額1万五千円の二倍、三万円を支払っていたことで、公職選挙法違反で検挙された。
検察が、夫妻の事務所を家宅捜査すると、1億5千万円もの資金で、県議など関係者に票のとりまとめ(買収)を依頼していた事実が明らかになり、捜査妨害などで今年、5月までに3回も逮捕されている。
現在は、二人とも東京拘置所に収監され、本日、初公判とされている。  https://news.yahoo.co.jp/articles/21116e378443d3813a4aaf35206c79e2769af4f7
私が、このニュースを知り、昨年、初めて河合夫妻の顔写真を見て感じた印象は、「普通の生活者の顔ではない」という直観だった。 表情に乏しく、明るさや優しさが微塵も感じられない。まるでユダヤ人を残虐に殺しまくるナチスのゲシュタポ幹部の人相のように見えた。こんな人相も、滅多に見られるものではない。
多くの人が、河合夫妻の特異な人相に強い違和感を感じるのではないか? これは、大きな組織の中で完全に洗脳された人物の人相なのだ。
検察側が、些末とはいえないが、広島県地方の選挙買収事件に本庁総動員で乗り出して、河合夫妻を三度も逮捕した理由は、驚くようなものだという。
第一に、最初に河合夫妻の選挙買収問題を調査した担当検事が自殺している。 これは状況が明らかにされていないが、自室での首つり自殺とされているが、他殺の可能性も小さくないものだという。 これをみて、検察庁内部の統一教会による侵出に危機感を抱いていた、稲田検事総長と林検事長ら、「反統一教会派」が、「身内が殺された」と激昂し、総力で、統一教会との対決を決意したというものだ。 「河井案里」逮捕の裏側 「捜査担当検事の自死」「男遍歴」「ウグイス嬢との不倫」6/25(木)  https://news.yahoo.co.jp/articles/f0f252aaa7114123dd5bca1ebc228e475d8e899b?page=3
河合夫妻は、タダの議員ではない。実は、統一教会日本支部の最高責任者だと、副島隆彦が暴露している。 ”戦争カルト、統一教会の内戦?河合克行、安里の逮捕の裏側の恐ろしい真実・・・”2020-06-23  https://ameblo.jp/glamzanzedeus/entry-12606317107.html
第二に、河合夫妻問題は、彼らの「統一教会家族」を守るため、検察内部の統一教会(原理研出身者)勢力である黒川弘務を、最高検察庁長官に押し込んで、この捜査を揉み潰そうとした。
 その背後には、もちろん、日本の統一教会最高権力者である安倍晋三がいて、安倍晋三政権を守るために、官邸に送り込まれている、日本版CIA長官(国家安全保障局長)である北村滋、伊藤詩織さん強姦事件を握り潰した中村格・今井尚哉・杉田和博らも、統一教会原理研出身であることを疑われていて、彼らの司法支配戦略の路線上のものだ。 安倍官邸は、統一教会カルトの巣窟になっていて、先の世耕弘成も統一教会と言われていた。  https://news.yahoo.co.jp/articles/cbacf0fc20f58c5df7c332d379f8d201ce8fa0f6
しかし、それをツイッターで告発した中野昌宏教授に対し、スラップ訴訟を起こしている。 私も、過去に、ブログで、たくさんの安倍政権と統一教会癒着問題を告発してきたが、いつのまにか無断で削除されていた。 これもFC2ブログ側に、安倍政権関係者から恫喝的削除要求があったことが分かった。  http://tokaiama.minim.ne.jp/touitu/123touitu.htm
私に対して、10年近くも、悪意に満ちた下劣な嫌がらせをネット上で繰り返している人物(医師)についても、調べてゆくと、統一教会原理研であるらしいことが分かってきた。(守山区にあった統一教会洗脳施設が関係していた)
今回、河合の初公判が始まるとともに、安倍晋三は体調を崩したと称して、病院に行くパフォーマンスを行い、首相辞任も取り沙汰されているが、安倍が焦って怯えている事情は、実は、最高検察庁、反統一教会派が、安倍晋三の逮捕を設定していることが明らかになったからだといわれる。  https://www.asahi.com/articles/ASN6Y4168N6YPTIL003.html
https://note.com/afrwu400/n/n107ce7fccfee
これは首相官邸に巣くう、統一教会カルトを、そのトップである安倍晋三をはじめ、手足になっている北村滋や、杉田、世耕、経産省や警察官僚も含めて、反統一教会派検察が一網打尽にしようとしている可能性も見えてくる。
そもそも、統一教会と安倍晋三の奇っ怪な関係性は、私の削除されたブログに書いてあるとおり、祖父の岸信介と文鮮明の昭和通商における関係から始まっている。
 http://tokaiama.minim.ne.jp/touitu/123touitu.htm
文鮮明と岸信介は、朝鮮におけるアヘン販売利権を一手に掌握し、朝鮮満州のカネをアヘンを通じて吸い上げ、超巨額の蓄財を行って、満州国や朝鮮総督府の資金に充てていた。 敗戦後、岸信介や笹川良一、正力松太郎らがA級戦犯として逮捕され、死刑になる寸前に無罪放免になった事情は、岸がこの昭和通商麻薬資金を米軍に渡して取引した成果だといわれる。 また日本に帰還して、自民党の前身である民主党や自由党を作る資金としても利用されたと記録されている。 文鮮明は、その後も、岸信介と義兄弟の契りを行い、岸は、自宅のある南平台の敷地に、統一教会日本支部を建設した。 このことで、岸の至近距離で育った安倍晋三は、幼少期から統一教会のトップ人脈と親しく、兄弟の岸信夫、盟友、北村経夫とともに、統一教会の選挙運動員と資金力を利用して衆院選に当選し続けた。 一方で、文鮮明は「国際勝共連合」および原理研という組織を国内に大規模に設立し、日韓トンネル構想を通じて、与野党を問わず、国会議員の多くを傘下勢力に引きずり込んでいた。 また、合同結婚式では、原理研などが日本で洗脳した1万人を超える若い女性たちを韓国の貧村DV青年に嫁として送り込み、一切連絡を絶たせ、性奴隷として利用しているといわれる。 文鮮明は、「戦前の日本による朝鮮支配の復讐として行っている」と発言している。
中曽根政権時代の1980年代後半、原理研は全国の国立大学で組織され、多くは自民党の無償選挙運動員として活動した。 この選挙協力に対して、自民党は、原理研の関係者を大量に、議員秘書に採用し、またキャリア組が多数いたので、警察法務・文部省・防衛庁などを中心に、大量の若者を入省させた。 当時、入省した原理研の若者たちが、黒川弘務のように法務関係者のトップに立ち、また世耕のように経産相に上り詰めている。警察官僚の多くも原理研出身と言われている。 警察が、「サイバーポリス」として立ち上げた部署の関係者も、多くが統一教会出身者であり、通信法違反など序の口の、非合法情報収集や、不正アクセスなどで情報操作を行っているとされる。 一部は、ムサシを通じて、安倍晋三の不正選挙の主役になっているのではないかという声もある。不正選挙の核心部が警察内部にあっては、摘発もできないわけだ。
今回、稲田・林ら、黒川弘務不正定年延長問題で、安倍官邸の介入に怒って決起した検察庁内部の反統一教会勢力が、安倍晋三本人までも逮捕を視野に入れているらしいことは明らかになっているが、検察や裁判所内部では、統一教会系人脈が多数いて、はたして妨害を受けずに目的を貫徹できるのかは、まだ分からない。 安倍を逮捕する直前に、何か特別な勢力が登場して、問題を隠蔽し、河合夫妻を免罪する可能性もないわけではない。 はっきりしているのは、現在の安倍派の大半が統一教会カルトと深い関係があるということ。それに、一番気になるのは「電通」だ。 フクイチ放射能汚染の情報を封鎖し、覆い隠した電通、安倍が電通に、アホのマスクやgotoトラブルなどで、必死になって電通に利益供与を行っている姿が浮き彫りになっているが、電通は、その創始者が岸信介の最大の盟友であった里見甫であり、最初に、朝鮮・満州における日本版CIAとして出発している。 広告会社の顔をしながら、その実態は、秘密諜報機関である可能性が隠されている。 電通は、CIAと結びついて自由に世論を操作することができる。最期の最期でどんでん返しを企てる可能性も考えておかねばならない。 

東海アマブログ
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1229.html








高野孟: 安倍首相「8月24日辞任説」>>やめたら現実に検察が動き出すかも
安倍首相に「8月24日辞任説」?
MAG2 NEWS:安倍首相に「8月24日辞任説」なぜ美しい国、日本がコロナ蔓延国に?2020.08.18より転載します。
貼り付け開始、
https://www.mag2.com/p/news/462632
by 高野孟氏『高野孟のTHE JOURNAL』
新型コロナウイルスの流行が再拡大する中で「GoToキャンペーン」を推進するなど、ちぐはぐな対応に終止する安倍政権。とあるアンケートでは、その評価はトランプ大統領にすら大差をつけられ、主要6カ国中最低となっています。そんな現政権をもはや「死に体」と見るのは、ジャーナリストの高野孟さん。高野さんは自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』でそう判断せざるを得ない理由を記すとともに、安倍首相の突然の辞任の可能性についても言及しています。
※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年8月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
■安倍コロナ対応「日本モデル」に世界最低評価
米独合弁の国際的なPR&コンサルティング会社「ケクスト CNC」が主要6カ国の各1,000人を対象に7月10~15日に行った世論調査で、日本の安倍晋三首相は「コロナ禍でうまく対応できているか」の得点がマイナス34ポイントで、何とあのトランプ米大統領のマイナス21ポイントにも大きく引き離されて、6カ国中で最低だった。ケクスト社は日本にも支社があり、このデータは総務、経産、厚労の各省の記者クラブで配布されたが、取り上げたのは東京新聞だけだったので、ここに再録し、元データから若干の補足を加えておく。
ケクストの発表の元データ(一部日本語)見る通り、メルケル独首相への国民の評価はプラス42ポイントとダントツに高く、安倍首相とは72ポイントという天国と地獄と言えるほどの差がある。ちなみにこのポイントとは、「うまく対応できている」と答えた人の割合から「できていない」と答えた人の割合を引いた数値である。
■「世界一、国民が不安を感じる国」日本
他の項目の中では、「政府が企業に必要な支援を提供しているか」および「政府が発表した支援が本当に企業に届いているか」への答えでも、日本は23%、16%で、最低。従ってまた、「勤務している会社が倒産しないか心配だ」および「仕事を失うのではないかと思う」の割合は36%、38%で、トップである。つまり我々は、主要6カ国中でコロナ禍対策が一番上手くいっていない国で不安に苛まれて暮らしているのである。
■「日本モデル」の成れの果て
思い出すのも恥ずかしいが、5月25日の記者会見で安倍首相は「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で、今回の流行をほぼ収束させることができました。正に、日本モデルの力を示したと思います」と大見得を切った上で、全国的に緊急事態宣言を解除した。結果的に見ればとんでもない大嘘だったわけで、この「日本モデル」の根幹にある「命よりも金」――感染を徹底的に止めることよりも経済活動を止めないことを優先するという意地汚い思想が、世界の人々の眼前で破綻したのである。
台湾の場合は、第1段階の水際での食い止め策が機敏かつ非妥協的で、国内での感染拡大が小規模なものに止まった。その上、第2段階としてのその小規模拡大に対する検査・隔離もまた徹底していたために、その段階で流行を封じ込めることができた。
韓国の場合は、第1段階での防御には失敗したものの、大邱市の新興宗教団体の信者全員の検査・隔離を1カ月かけて完遂したことが示すように、第2段階で検査数の増大、専門病院・隔離施設の建設など圧倒的な物量を集中的に投入して抑え込んだ。中国も似た形である。
■あまりに酷いコロナ対策の迷走ぶり
それらと比べると日本は、まず第1段階の水際作戦がズルズルで、例えばダイヤモンド・プリンセス号の乗客で陰性が確認され帰宅が許された者が横浜港から自由行動で、中には公共交通機関を利用して帰った者もあったことが、台湾では驚きを以て報じられ「ホトケ防疫」とまで揶揄された(野嶋剛『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』=扶桑社新書、20年7月刊)。ホトケの原語は「仏系」で、もっと露骨には「ゆるふん」という語感である。
しかも、第2段階を「クラスター対策」というそれこそ日本独自のモデルで潰そうとしたが、クラスターが大規模化し、感染経路不明者の割合が増えるにつれ手に負えなくなって、第3段階の営業停止、都市封鎖などの強硬手段に訴えるべき状況に突入してしまった。そこで「命より金」の思想が立ちはだかり、制御が難しくなった。
それでもこの道を突き進むしかないという政府の姿勢を示したのが無理やりの「Go To トラベル」スタート。その模範を自ら示そうとして安倍首相は、毎年恒例の山口県への里帰り・墓参り、後援会の人々と共に花火大会を楽しんだり、夏休みの残りを山口湖の別荘でゴルフとバーベキュー三昧に浸ったりしようと計画したのだが、小池百合子=東京都知事に都内在住者は「旅行や帰省はお控えを」とクギを刺され、渋谷区富ヶ谷の自宅で昭恵夫人の顔を見て過ごすしかなくなった。
PCR検査をどのくらいまで増やせばいいのかという問題は、どこでも議論になっている。多ければ多いほど陰性か陽性かがはっきりさせることができるだろうと思うのは素人考えで、その国ごとの感染状況や、とりわけ上述のような第1~第3のどの段階での戦いが焦点となっているかによって解は異なる。
その前にまず、コロナ禍関連のデータを毎日更新しているサイトである「worldometer」で、8月15日現在の「人口100万人当たり検査数」を東アジアの主要国について見てみよう。左端の「順位」は同指標による世界ランキングを表す。右端には参考までに「感染者総数」を示しておく。
 原データ:COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC
 順位  国名      検査数  感染者総数
  14  シンガポール  275,089  55,580
  70  中国       62,814  84,808
 107  韓国       32,673  15,039
 129  フィリピン    17,994  57,918
 145  タイ       10,730   3,376
 152  日本       8,760  52,217
 175  台湾       3,545    481
シンガポールは、人口当たりの検査数では群を抜いて多いが、それで感染者数を抑えられているかというとそうでもなく、フィリピンや日本などとほぼ同じレベルの5万人台である。これは、数を増やせばいいというのではなく、どの段階でどれだけタイミングよく検査を広げたかということこそ問題であることを示唆している。
また中国は、世界最大の14億4,000万人の人口を擁しているというのにこれだけの人口当たり検査数を達成し、しかもこの程度の感染者数で抑えているのは立派というほかない。5月中下旬に武漢市民990万人全員に検査を行い300人が陽性だったと発表するというメリハリの効いたやり方が、人々に安心を与えている。
逆に、台湾は検査数が世界最低レベルと言えるほど少なく、それでいて感染者総数もまた極端に少なく、つまりは抑え込みに成功している。検査については実は台湾でも議論があって、4月末~5月上旬に国民党の韓国瑜=高雄市長が全国民に検査を実施すべきだと提唱し、それに対して民進党政権の陳其邁副首相らは「感染者数が少なく、なおかつこれまでのところ陽性率が0.7%と低い台湾の場合はそうする意味がない」と反論した。台湾は、第1段階から第2段階の入り口あたりで歯止めをかけることができたのでそれでいいのだが、日本の場合は、第1段階も第2段階も突破されてあれよという間に第3段階まで達してしまったため、本来なら都市封鎖、補償付きの休業命令、内外移動の強度の制限などに踏み切らなければならないところ、上述のように「命より金」の邪念にとりつかれているので、そうはならない。この段階で防衛線を張るには、せめて検査を米ニューヨーク州のように「誰でも何度でも無料で」というふうにしなければならないが、それも厚労省=国立感染研究所の権限意識が壁となってままならないのが実情である。
■大叔父=佐藤栄作の首相在職2,798日が分水嶺に
政府は「旅に行け。行って金を使え」と言い、地方の知事たちは「行くな、来るな」と言うのでは、国民はどうしたらいいのか分からない。それどころか、「行け」と言っている張本人の首相が帰省もできず別荘にも行けずに自宅でウジウジしていている上に、永田町に出てきても、国会は開かない、閉会中審査には出席しない、記者会見は開かないの「3ない」で国民とのコミュニケーションを拒絶している有様では、もうお話にならない。
8月24日に大叔父=佐藤栄作の連続首相在職2,798日の記録を凌駕すると、それで心が折れて突然の辞任もあるのではないかとまで言われ出している。
時事通信が14日発表した世論調査では、内閣支持率は前月比2.4ポイント減の32.7%で、危険水域の30%割れに近づいており、不支持率は2ポイント増の48.6%で、これも危険水域の5割の線に近づいた。理由としては、やはり「Go To トラベル」キャンペーンを7月下旬に始めたことについて82.8%までの人が「早すぎる」と見ていることが大きく影響しているようだ。
要するに、政府がこの危機状況の中でやっていることが、ごく当たり前の世間の常識と余りにも掛け離れ、8割以上の人から安倍首相のやっていることが「変だ」と思われてしまっているということである。この政権が来年9月まで続く可能性はますます少なくなってきたとみるべきだろう。
(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年8月17日号より一部抜粋)
(続きはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』を購読するとお読みいただけます。2020年8月中のお試し購読スタートで、この続きを含む、8月分の全コンテンツを無料(0円)でお読みいただけます)
プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)氏
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。
貼り付け終わり、
*政治家が休みがどうたら云い出したらお終いだ!
・おいらは消費税増税した時点で見切りましたw
おととひの世界さん:
https://ameblo.jp/karajanopoulos1908/entry-12618664594.html
冗談ではなく
2020-08-18 14:40:48
やめたら現実に検察が動き出すかも
いや
高い蓋然性
というか確率で動き出すだろう

タマちゃんの暇つぶし
https://1tamachan.blog.fc2.com/blog-entry-20737.html








第1次逃亡劇は「不治の病」でそのまま政権投げ出し - 逝きし世の面影
2020年08月18日 |  政治
慶応大病院を出た安倍晋三首相=17日午後、東京・信濃町(時事通信社提供)
7時間半もの検査の後、なぜかヘッドレストに頭を付けずカメラ目線の安倍晋三 \(^o^)/オワタ
どこの国でも国家の最高指導者の健康状態は直接的に政治生命に影響するので最大の機密事項だが、首相官邸が今回、今までに前例がないこのような写真を撮らせること自体が驚き。(★注、13年前の2007年第一次安倍内閣での驚きの「下痢で政権放り出し」事件の直前でも、政府与党や首相周辺では健康不安を必死で打ち消していた。予告や予兆が一切ない唐突過ぎる「抜き打ち」だったから日本中が大騒ぎになったのである)
前回の政権放り出しとは逆に、今回は稲田朋美や甘利明などの安倍最側近が健康不安を否定するどころか、(あり得ない話だが)口をそろえて安倍首相の健康状態に「相当疲れている」「休養が必要」などと言及しているが、これ等の「健康不安」は当然、安倍首相本人の了承のもとに発言しているものと思われる。
■前代未聞、空前絶後の大珍事2007年の第一次安倍内閣に続き、第二次安倍内閣でも「政権投げだし」が迫っている???
自民党政府に近い右翼的論調が特徴の週刊新潮最新号では「安倍総理「吐瀉物に鮮血」の緊急事態!」同じく週刊文春の広告トップは「安倍眠れない」年内退陣Xデー 壁に手を突き、ろれつも・・・と一斉に安部晋三首相の健康不安説を露骨に煽っているのですから不気味。(★注、これら一連の「健康不安」説は石破茂などの自民党内の反安倍勢力ではなく、明らかに首相官邸自身から発信されているものとみられる)
Toshi Ogata (尾形聡彦)
@ToshihikoOgata
慶応病院で検査を受けた安倍首相。本来、政治家の真の健康状態は日本でも米国でも政治生命を左右する場合があり、極秘事項。それが与党からもこう語られるのは異例で、それだけ事態が深刻である反映なのか、コロナ対策の失政批判をかわす狙いなのか、 意図を考えさせられます
 安倍首相、健康不安説が再燃 病院で検査、政局影響も
2020年08月17日22時46分 時事通信
安倍晋三首相は17日、東京都内の慶応大病院に約7時間半滞在し診察を受けた。周辺は「体調管理に万全を期すため」と説明するが、最近は疲労がたまっている様子だったこともあり、政界に健康不安説が広がった。新型コロナウイルスへの対応や今後の政局に影響を与える可能性がある。
首相は午前10時半ごろ、公用車で慶応病院に到着。診察を終えて午後6時すぎに病院を出て、真っすぐ私邸に戻った。私邸前で記者団が体調を尋ねたのに対し「お疲れさま」とだけ答えた。首相は16日から公務を入れておらず、18日まで「つかの間の夏休み」(周辺)を取る予定という。
首相は慶応病院で定期的に人間ドックを受診しており、直近では6月13日に受けたばかり。今回の診察について、病院関係者は「6月の分の追加検査」と明かしたが、首相周辺は「病院がそう言うならそうだ」と言葉を濁した。
安倍首相、病院で受診 「体調管理に万全期す」
2020年08月17日12時01分 時事通信
安倍晋三首相は17日午前、診察を受けるため、東京・信濃町の慶応大病院に入った。首相周辺は「体調管理に万全を期すため」と説明している。18日まで公務を入れず、静養する予定だという。
首相は第1次政権時の2007年、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、直後に退陣した経緯がある。新型コロナウイルスへの対応の長期化などにより健康を不安視する声は与党内に広がっており、このタイミングでの受診は臆測を呼びそうだ。
8月17日 時事通信
■不可解な官邸のマスコミ対応
「このタイミングでの受診は臆測を呼びそうだ」も何も、事前に首相官邸側がマスコミに受診をリークして病院前に大勢のカメラマンを用意したり、稲田や甘利など安倍側近たちが健康不安説を宣伝することで二回目の政権放り出し(憶測)を、安部晋三首相本人が思いっきり煽っていたのですから恐ろしい。首相官邸のマスコミ対応が以前とは逆さまなのである。(★注、これから決断するのではなく、もう既にルビコン川を渡った後の可能性が高い)
(新コロ恐慌で)GDP、年率27・8%減…戦後最大の落ち込み2020/08/17 14:07読売新聞
内閣府が17日発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値によると、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)は1~3月期に比べて7・8%減、このペースが1年間続くと仮定した年率換算は27・8%減だった。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が大きく落ち込み、リーマン・ショック後の09年1~3月期(年率17・8%減)を超える戦後最大のマイナス。
西村経済再生相は17日午前の記者会見で(新コロ騒動の)「緊急事態宣言のもとで意図的に経済を止めたため、厳しい結果となった」と説明した。
4~5月の緊急事態宣言に伴って外出自粛や店舗の営業休止が広がり、個人消費や設備投資、輸出が落ち込んだ。実質GDPは、消費税率が10%に引き上げられた影響を受けた19年10~12月期から3四半期連続のマイナス成長となった。
(抜粋)
かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ(ほぼ一直線の)日本の新コロ恐慌  (^_^;)
日本経済は1年半も前から自民党安倍内閣による消費税10%増税(デフレ経済下での意図的な消費活動の抑制策)の大失敗の結果、マイナス成長に陥っていたのである。(★注、安部晋三首相は国会を開かず、たまに開いても官僚答弁の棒読みでお茶を濁すか、激高して大臣席から野次るなど政権運営のやる気を完全に失っていた)
そこに人類にとって未知のSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)で、またまた安倍内閣は意図的に経済全般を止めた(「存在脅威管理理論」を使った消費だけではなく全ての経済活動を強制停止)のですから、100年近く前の世界大恐慌以来の摩訶不思議な新コロ恐慌が起きてしまった。(★注、原因と結果の客観的な因果関係があまりにも分かりやすいので、安部晋三首相の責任は非常に大きい)
消費税10%増税と新コロ強制自粛という短い期間に連続してダブルパンチを浴びた(それでなくともアベノミクスの「上げ底」景気で脆弱な)日本経済はひとたまりもない。
日本だけ30年間も延々と続くデフレで基礎体力を失っていた日本経済は、100年弱前の世界恐慌(第二次世界大戦の前夜)に匹敵する21世紀の新コロ恐慌の真っただ中に突入したのである。それなら、またまた安倍の「お坊ちゃま」が今回、突然原因不明の奇病(潰瘍性大腸炎)を再発したのも、あまりにも当然な「成り行き」である。ほぼ自然な一本道で因果関係が実に分かりやすい。
首相、五輪来年開催に不退転の決意 解散戦略に影響も 
7月22日産経新聞
来夏の東京五輪・パラリンピックについて、安倍晋三首相は、これ以上の延期や中止を避け、確実に開催できるよう環境整備を進める考えだ。新型コロナウイルスで世界全体が混乱した後の五輪開催は、安倍政権の「レガシー(遺産)」ともなる。
注、
本気で安倍首相が世界が新コロ騒動の真っ最中に日本の東京でオリンピックを開催出来ると考えていたとすれば狂気の沙汰。あるいは後期高齢者のバイデン以上の痴呆状態である。現職の首相が「解散」と口にした瞬間から「死に体になる」とするのが政界の常識だったが、実は安部晋三首相は2週間も前に死んでいたらしい。
(おまけ) 
美しい国の美しい総理が美しく去って半年後の世界  
2008年03月05日 | 政治 
半年前の安倍辞任の時期に遡って、真相を推理してみるのが良いかもしれない。唐突な安倍辞任劇の真相とは。その内幕は如何様であったのか。?
『辞任の真相の色々を考えてみる。』
(一番目、アメリカのお叱りが怖い説)
辞任会見で何度も繰り返したように『テロとの戦い』の『国際公約』(ブッシュ大統領への約束)が果せそうにないから。
(二番目、安晋会が怖い説。)
ナントカ還元水ぐらいでは死にそうに無い海千山千の某農林水産大臣が突然ドアノブで首を吊る。これでは普通の判断力があれば、誰でも怖がります。
現職大臣の死よりも現職首相の死の方が同情を集められ選挙で勝てる。
安倍でなくとも、命が惜しければ誰でも辞めたくなる。
(三番目、四面楚歌説。)
衆議院での所信表明演説では何とも無かったが、参議院がいけない。安倍晋三総理の演説が、野次で聞こえないくらいに酷い有様である。
野党議員(民主党)の野次だけでなく、自分の与党(自民党)からも有ったらしい。
(四番目、北斗真拳説。)
首相は辞任を一度でも口にしたその瞬間から『死に体』となる。鈍感力に秀でた安倍さんでも、やっと自分が死んでいることに気が付いた。
『もうお前は、死んでいる』
二ヶ月前の参議院選挙の大敗北時から、実は死んでいたとの説もある。
(五番目、母親に叱られた説。)
安倍晋三首相の辞任会見では、いつもの一点を見つめる姿勢が見られなかった。数秒おきに右を向いたり左を見たり。なみだ目で落ち着きが全く無い。母親に叱られた小さい子供ソックリ。
(六番目、神のお告げ説。)
この可能性がいちばん高そう。ナントカの神の水ペットのペットボトルを手放さない。国会での松岡大臣のナントカ還元水答弁はそのことを皮肉って喋っていたらしく、聞く人が聞けば『はは~ん、なるほど』と判る仕組み。
このお告げの真実度ですが、内容は何しろ『神のお告げ』ですから一切不明で雲の彼方の霧の中。
(七番目、登校拒否説。)
前日の所信表明演説を『飛ばし読み』したのがばれた晋三君は翌日の国会代表質問の前にもう一度読み直しさせられることになっていた。
『みんなが僕ちゃんをイジメル。もう二度と学校へは行かないもん』
(八番目、密約説。)
麻生に禅譲を約束していた。事前に麻生タロウ一人に相談していた、と太郎君がみんなに話す。(ほら吹きタロウ君のうそ臭いが、真実は藪の中であり何とも言えない)
(九番目、脱税疑惑説。)
週刊誌が3億円の遺産相続税の脱税報道をする前にトンずらして外国へ高飛びを画策中との情報もある。?(大臣が大臣なら首相か)
(十番目、下半身が問題説。)
もともと健康問題を抱えていた。下痢体質は有名な話である。消化器系は精神状態と密接に関係している。参院選挙後の野党やマスコミの色々な追及に下痢が止まらなくなり垂れ流し状態の可能性も。
(美しくない日本の代表)
政治家の世界では余り聞かない話だが、一秒を争うスポーツの世界では、例えば自転車耐久レース、ツールド・フランスやバイアスロンでの一流選手は自分の下の世話まで手が回らない。仕方なく小水を垂れ流し状態で一流選手ほど風下では可也匂うらしい。
(抜粋)
国会を開きたくない病(安倍の不治の難病潰瘍性大腸炎)
2007年、国会開会のための所信表明演説を行ったが、明確な理由を言わす突然辞任した安部晋三首相は原因も治療法も分からない謎の難病だと言い出したのは、前代未聞の政権放り出しがニュースにならなくなった、(時間が経って世間が忘れた)後だった。
★注、それにしても驚きの安倍辞任から半年後に「逝きし世の面影」が推測した一番馬鹿馬鹿しい10番目の説(不治の難病潰瘍性大腸炎)がその後マスコミの定説になるのですから、世の中は分からない。

逝きし世の面影
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6123906248d526b4a11ab17505a776d0








風吹けば名無し: 安倍さんて実は有能だったのかな......('へ')
安倍総理が辞めたら日本は終わりってよく言われてたけど…
1:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:18:37.32 ID:MGpdAnxZ0
終わるんか?
2:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:18:56.82 ID:A2NOR/zW0
終わりの始まり
3:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:19:21.49 ID:QEVPAzX4d
終わりや 安倍も無能やけど安倍以上に無能しかおらん
4:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:19:48.24 ID:MGpdAnxZ0
>>3
さよか
5:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:20:05.27 ID:6grGG00yd
アルゼンチンの歴史
20世紀初頭、経済発展を成し遂げ大量の中流層が生まれる

中流層は民主主義を拡充させ、経済は更に発展する

1929年には世界5位の金持ち国になる

不景気を背景に政権交代を試みるが失敗に終わる

イギリスの経済ブロックに入って経済を立て直そうとするが
それはイギリス経済植民地になる事を意味していた

少数の既得権益富裕層が政治を支配して格差が拡大

国民はなぜか支配者に反抗せず逆に右傾化していく

1946年、派手な経済政策を謳うウヨが大統領になる

当初はこの経済政策が成功したかに見えたが、裏では国富を失い続けた

急速に経済が衰退していくと共に、更に右傾化して軍部が影響力を増す

国民の不満をそらすため戦争を起こすと共に、左翼を弾圧する

経済破綻、貧困国の仲間入り
7:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:21:07.13 ID:+zNM+nuZ0
政権交代が見えてきた。終わりの始まりや
8:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:21:32.75 ID:pgM0Jb9pa
なんかNHKが各国の反応出して変わったから終わり感出してたな
実は有能だったのだろうか
9:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:21:37.67 ID:hn5I3TOj0
終わり?どこがよ
急な退陣でもない
総選挙による負けによるものでもない
準備してよと、元気なうちに引き継ぎをするようなもんだろう
11:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:23:08.83 ID:pgM0Jb9pa
>>9
日露関係は少なくとも安倍さんのおかげで良好だったみたいな事さっき言ってたぞ
13:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:23:49.84 ID:MGpdAnxZ0
>>11
でも北方領土さんは・・・
18:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:25:51.02 ID:+5FrRPHVa
>>13
どの党や誰が総理しようが北方領土なんぞ無理やろ
10:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:22:42.16 ID:EFKp4a+Cd
安倍待望論が1年後には出てるで
16:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:25:11.59 ID:Q1Iutr/S0
政権交代の機運がないだけマシ
次が菅じゃないならちょっとヤバいかな
菅さんって二世じゃないからB層から批判されにくいし
21:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:26:53.98 ID:cG9UHJ2id
少なくとも麻生じゃ無さそうやしよかったな
こいつガチのマジで無能やからな
25:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:27:41.21 ID:A7BUWZO70
というか病気なくてもすぐ任期終えるの見えてたのに終わるとか言ってたの本物のガイジやろって
22:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:27:07.12 ID:dWECDB6Rr
逆ゥー!
28:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:28:39.17 ID:+a86LmGQa
安倍ちゃん式の無理矢理株価吊り上げ路線が無くなったら日本終わるやろ
なおそのまま続けても終わる模様
29:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:28:51.85 ID:ZBgWTiYW0
石破総理になって安倍ちゃん再評価路線ある?
33:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:30:08.03 ID:MGpdAnxZ0
>>29
石破はないんじゃない
岸田なら再評価あるかな
30:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:28:58.59 ID:wmrjx6Lbd
結局根本的な所が変わってないから誰が総理なっても同じかむしろ安倍ちゃんより弁が経ったり更に狡賢い奴が総理なればむしろ悪化や
45:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:33:57.87 ID:+a86LmGQa
>>30
トラブル発生しても健常入ってると安倍ちゃん式ガイジ答弁で乗り切れへんからな
あれは安倍ちゃんにしか出来ないチートや
32:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:29:54.57 ID:OfuSLIoGM
安部ちゃんおらんくなったら誰がアベノマスク付けるんや
35:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:30:41.12 ID:+5FrRPHVa
安倍さんが有能とは思わんけど一応自民内は一枚岩にはなってたからな
これから党内でギスギス増すしどうなるやろね
38:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:32:40.62 ID:gwjQZnBnM
まあ後任によっては衰退するだろうな
自民系なら安定感はあると思うけど
40:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:33:04.94 ID:n99XPAXL0
「安倍が辞めたら日本は終わり」なんて「安倍がいる限り日本は終わり」と同程度にしか聞いたことないし
どっちにしろアレな奴だろ
46:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:34:34.30 ID:xLyYUNAi0
一番あかんのはこれから短期の政権が続く可能性が高いことやろな
48:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:35:59.67 ID:hn5I3TOj0
>>46
二階がなぁ
両院議員総会で場つなぎしようとしてるのは愚作
50:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:37:21.07 ID:A7BUWZO70
>>46
いうて自民一強な状態やし
よほど酷いやらかしでもない限り任期中に辞任みたいなのはないやろ
52:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:40:23.27 ID:xLyYUNAi0
>>50
支持率低けりゃ力無いなら降ろされるで
59:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:47:56.66 ID:A7BUWZO70
>>52
だからよっぽど酷いやらかしせん限り降ろされるほど支持率下がらんやろ
56:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:45:46.21 ID:9SAZ9EIhM
岸田 印象薄くて無能そう
石破 人望ないし気持ち悪い
河野 まだ経験値低いしやらかしそう
菅 敵が結構多い
うーんこの
64:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:51:18.11 ID:KZ3hYuxS0
次は誰がやっても短命確定やん
67:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:53:24.18 ID:9u6S/YI10
>>64
これからのイベント
コロナで観光壊滅
五輪中止
南海トラフ
罰ゲームかな?
65:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:52:05.04 ID:dn6IlgQAd
総理大臣なんて経団連や資本家の命令に従うだけやしべつに誰がやっても変わらんやろ
62:風吹けば名無し 2020/08/29(土) 06:50:23.22 ID:U1rU5j5t0
今のゾンビ民主が野党な限りイージーゲームやろ
自民がなんかやってもアイツらが全力でヘイト役引き受けてくれるからな
コメント 11
1. ななしさん@スタジアム
2020年08月30日 20:13
そもそもそんな意見が出て突っ込まれない界隈ならやべえ奴らの集まり
10. 安倍ゲリゾーのおかげで日本死亡
2020年08月30日 20:25
>>1
安倍下痢三のおかげで日本経済死亡💩🇯🇵💩
2. 名無しのプログラマー
2020年08月30日 20:15
逆に旧民主党系が与党になれる場合、日本んはどんな状態になってるのかね?

IT速報
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/57133115.html