[千葉勝浦] おせんころがしほか〜心霊スポット探訪





[千葉勝浦] おせんころがしほか〜心霊スポット探訪
悲しい昔話や実際の事件も…勝浦の心霊スポット「おせんころがし」
29-05-2024 17:00:54
By ATLAS
千葉県勝浦市大沢にある「おせんころがし」は、高さ数十メートル、幅4キロメートルに及ぶ断崖絶壁であり、太平洋を見下ろすことのできる名所だ。だが、それと同時に千葉県内の有名な心霊スポットの一つとして知られる場所でもある。当地には「孝女お仙の碑」が建ち、ある一つの悲話が現在も語り継がれている。
豪族の一人娘であった”お仙”という名の女性は、日頃から年貢に苦しむ領民に心を痛め、父に説得するも聞き入れられることがなかった。ある日、お仙は領民が父の殺害を企てていることを知り、自身が父の身代わりとなって領民らの手で断崖から夜の海へ投げ込まれてしまった。翌朝になってお仙が身代わりになったことを知った領民たちはこれを詫びて供養し、さすがの父も心を入れ替えたという。以来この崖は、この出来事にあやかり「おせんころがし」と呼ばれるようになったという。
「おせんころがし」にまつわる昔話は他にもバージョンが存在する。お仙という娘が草むしりをしながら漁に出た両親を眺めていたら足を滑らせ崖から落ちてしまった。農家の娘であるお仙が、牛に食べさせるススキの茅を採りに崖へ行ったところ突風にあおられ崖から落ちてしまった。病身の父を持つお仙はその美しさから代官に言い寄られるも父が拒否、怒った代官が家来に父をむしろで包み崖に落とすことを命じるもお仙が密かに身代わりとなり海へ投げ込まれてしまった。いずれも、お仙が崖から落ちて亡くなるという結末に変わりはないが、なんとも悲しい話となっている。心優しい娘の悲しい結末を迎える地となった「おせんころがし」であるが、実は心霊スポットとして知れ渡るようになったのは、別の出来事によるものであると言われている。それは、戦後間もない1951年に発生した「おせんころがし殺人事件」と呼ばれる実際に起こったいたましい事件だ。
1951年10月10日、行商に出たまま行方不明になった父親を探すため、母親とその3人の子供が勝浦の駅に着いた。そこに栗田源蔵という男が偶然知り合った彼らに家まで送ると声をかけてきたのだが、栗田ははじめからその母親を襲うつもりであった。道中で母親を口説くも相手にされなかったことで腹を立て、なんとおせんころがしに到着するや否や栗田は長男長女を石で殴りつけて崖から落とし、母親が負ぶっていた3歳の次女を無理やり引き剥がしてその母親を強姦、最後には首を絞めて殺害し崖に投げ落とし、残った次女も地面に数度叩きつけて投げ落とした。さらに、栗田は崖を降りて子供たちを探し出し、息があるのを確認すると完全に息絶えるまで石で滅多打ちにしたという。この時、長女のみが密かに身を隠すことができ唯一生き残ることができたそうだ。その後栗田は別件によって逮捕され、その際におせんころがしの事件の犯人であることも明らかとなった。裁判で死刑判決が下された栗田は、1959年に死刑が執行されるに至った。
おせんころがし近辺では、ほかにも騒動が発生したことがある。2001年8月31日、おせんころがしの入口付近にかつて存在していた観光施設「行川(なめかわ)アイランド」が閉鎖された。閉鎖理由は観光客の現象によるものであったが、2013年9月13日の朝、行川アイランドの跡地から血まみれのTシャツが発見されたのである。20人がかりで捜査がなされたものの、原因は結局わからずじまいとなっている。心霊スポットと呼ばれる地に、実際に記録として残る事件が複数確認できるという、「おせんころがし」は非常に珍しい例であるといえるだろう。
【参考記事・文献】
勝浦市商工会 おせんころがし
https://www.katsuura.or.jp/kankou/osenkorogashi.html
国道128号旧道 おせんころがし 最終回
https://yamaiga.com/road/r128_osen/main5.html
おせんころがし殺人事件の犯人は栗田源蔵!
https://wondia.net/osenkorogashi
おせんころがし【勝浦の心霊スポット?】
https://bosotown.com/archives/61987
【文 ナオキ・コムロ】

ATLAS
https://mnsatlas.com/?p=50293










謎の白装束集団、沼の岩に立つ男…宮城県仙台市の心霊スポット「与兵衛沼」
29-07-2024 09:00:32
By ATLAS
与兵衛沼(よへいぬま)は、江戸時代に仙台藩士であった鈴木与兵衛という人物が私財を投じ灌漑用水用として造られた、現在の宮城県仙台市宮城野区にある沼である。近隣に大堤公園があり、日中は野鳥観察や釣りなどを行なう人々で賑わう憩いのスポットとして知られている。だが、一方で県内を代表する心霊スポットの一つにも数えられており、多くの幽霊の目撃や事件の噂が囁かれている。沼という地点であるからだろうか、与兵衛沼は「沼で泳いでいた母子が溺死した」「男性が入水自殺をした」といった何らかの形で沼に入り命を落としたという話が非常に多い。実際、与兵衛沼はすり鉢状に形成されており、這い出ることが困難であると言われている。
与兵衛沼での噂としては、いくつか有名なものがある。まず一つ目は、白装束を着た集団を目撃したというものだ。昔ある女性が沼の周辺で山菜取りをして歩いていたところ、大勢の白装束を着た集団がおり、慌てて逃げたのだという。二つ目は、白い和服を着た女性の幽霊だ。昭和初期ごろのこと、沼の散歩道を歩いていた男性が、向かいから白い和服姿の女性が歩いて来るのを見かけ、男性が挨拶をすると女性もお辞儀を返したのだが、すれ違った後に男性が振り返るとそこに女性はいなかったという。そして三つ目は、沼の岩にまつわるものだ。この沼には「ライオン島」あるいは「ライオン岩」と呼ばれる突き出た岩が沼の南側にあり、ある時少年が岩の付近を通りかかった際、岩の家に見知らぬ男が立っていた。少年が男性に声を掛けようとした直後、男性は振り返り手を振りながら沼へ落ちていった。少年はすぐさま警察に通報をしたが、水を抜いて確認もしてみたものの死体は出てこなかったという。
また、与兵衛沼の近辺でも実際に地元を騒がせた事件がいくつかある。昭和40年ごろ、沼の脇にある洞窟で野宿をしていた老人が殺害されるという事件が発生し、このころ開校したばかりの仙台三高の10年史にもこの事件が事細かに記載されるほどの衝撃を与えたそうだ。また、与兵衛沼ではないが、近辺の別の沼でも高校生の水死、裏山で建設作業員が首吊りなど、何かと陰鬱な事件が散見される。なお、いわくの一つにある「泳いでいた母子が溺死」という件については、昭和初期のころ、近隣の小学校では水泳の授業の時、実際に与兵衛沼を使用していたらしいことから、脈絡のない話という訳ではないそうだ。
余談だが、与兵衛沼には心霊とは別で「ガーコの墓」という逸話が残されている。ある時、かつて老夫婦に育てられていたために泳ぐことも自力でエサを取ることもできなかったアヒルが、いつの間にか沼に住みつき、住民たちからとても可愛がられていた。のちに実はオスだということがわかり、住民たちによるパートナー探しの甲斐もあって10羽ほどの仲間を造ることができた。だがある時、タヌキから仲間を守るためにガーコは戦い、負傷してそのまま死んでしまった。住民たちはガーコの墓を沼の傍に建てて手厚く葬り、今でも大切に管理されているのだとか。不気味ないわくばかりが付き物の心霊スポットとしては珍しく、それをまるで感じさせない心温まる話ではないだろうか。
【参考記事・文献】
与兵衛沼
https://haunted-place.info/2410.html
与兵衛沼 – 宮城県の心霊スポット
https://ghostmap.jp/spotdetail.php?spotcd=431
薄気味悪い怪現象のウワサに満ちた沼宮城県の心霊スポット『与兵衛沼』
https://kaii-shiryoukan.com/2023/12/16/post-2545/
宮城県の与兵衛沼の昼間と夜のギャップがすごい?心霊スポットになった理由とは
https://pouchs.jp/dUgMU?page=2
【文 ナオキ・コムロ】

ATLAS
https://mnsatlas.com/?p=51941










【ミステリー】新潟の角田浜で不思議な場所に迷い込んだ
2021/08/16 14:00
23: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 20:50:40.13 ID:fphFFEQd0
スレチと知りつつ、聞く分にはそんなに怖く無いおれの体験談投下。
場所は新潟県の海岸沿い、角田浜近辺。
この辺は脇道とかに入るとかなり昔から色々なホラースポットがいくつもあるんだ。
そんで、新潟県って横にすげー長いだろ?このシーサイドラインって信号も少ないし県内の移動とか、ドライブなんかには結構良いので、ホラースポットの方に行かなければなかなか便利な道なんだよ(それでもいくつかのスポットは通過せざるを得ないけど)。
その日の夜は、古くからの仲間(♂)となんとなくドライブしてたんだ。あちこち遠出して、帰りは角田浜のシーサイドラインを通って新潟市の中心部の方へ向かうY字路に向かって走って帰る。
Y字路を右に行くと山道を越えて別の町。左へ行くと、しばらく走って新潟市の西側につながっている。
ここはもう何度となく通っているし、全然迷わない所なのね。夜だって全然間違わない。
だけどその日は違った。
左に曲がるとそのまま道なりに20~30分で新潟方面なんだが、曲がって数秒でもう雰囲気がおかしい。本当なら長~い整備された道路で民家なんか無いはずなのに、車がやっとすれ違える様な、生活道路。道沿いにはそんなに古くはないけど、築30~40年程度の普通の田舎の家々。風呂場の窓の灯り、台所?の湯沸かし器の換気扇の湯気。すごく生活感ある。
24: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 20:53:14.91 ID:fphFFEQd0
あれ?間違うはずないんだけどな?そう話しながら進んで行くと、どんどん道が狭くなり、家もまばらに。
なんなんだ、おかしいな?
でも、道は続いているのでそのままゆっくり前進してみたのね。やがて民家も街灯も無くなり辺りは藪っぽくなって、ついに行き止まり。
で、、、、、、、絶句した。
古い墓場だった。
助手席の仲間と俺、ほぼ同時にさけび声を上げた。
バックするしかない。道も狭い!
Y字路からほんの2~3分の距離だろうに、すごく長く感じた。無事にY字路まで戻れた!怖いからもう少し戻ってみた。
そいつとこの道で間違い無いよな?って何度も確認した。
やっぱり間違いない(と思う)ので、もう一回ソロソロとその道に入ってみた。
、、、、、いつもの整備された道だった。
2人して??な気分ながら、そのまま走って帰ったんだが、その道中で気がついたことがあった。
さっきの墓場に通じていた集落の家々、バックしてた時一軒も電気点いてる家や街灯が無かったよな?恐怖のあまり、覚えてないだけなのか?
オトコ2人して震えあがりました。
実害は特に無かったけど、すごく気味が悪い経験だった。
幻覚?2人とも??
第三者だと怖く無いね、すまん。
以上。
引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1486902088
 コメント 7
1.本当にあった怖い名無しさん
2021年08月16日 14:33
新潟の角田浜にはラウンドアバウトがあるから、
そこをY字路と間違えて新潟方向じゃなくて普通に集落への道へ入り込んだだけやね。
グーグルマップから場所も確認できる。
多分、行き止まりで墓場ってのも願正寺って場所だと思う。
2.本当にあった怖い名無しさん
2021年08月16日 16:05
イイ話だなと思ってコメ欄を見たら冷静に解析されていて、二度楽しめた。
3.本当にあった怖い名無しさん
2021年08月16日 16:08
狐に化かされたんじゃないの?
夜だから道がわかりにくかった可能性もあるかな

パラノーマルちゃんねる
http://www.paranormal-ch.com/archives/1079197700.html