[大阪中央区] 大阪倶楽部(大阪市中央区今橋)

































































中央区今橋4【大阪倶楽部・地下理容室】
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2011/7/2(土) 午後 4:14 レトロ商業ビル 建築デザイン
今日は久々に大阪の話題を。^^
いつも行っている女性用顔そり専門店『Smile Seeds』が【船場ビルディング】から【大阪倶楽部】に移転したので、行ってきました。
【大阪倶楽部】は、1924(大正13)年安井武雄設計。鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階、地下1階、南欧スタイルに東洋・中近東のモチーフを加味した建物です。
【大阪倶楽部】は、会員制社交クラブ(紳士限定)で女性は入館できないので、いままで二回、講演会出席にかこつけて潜入してきました。
そのときの見学コースに、唯一入っていなかったのが地下で、そこには厨房、物置、そして理容室があります。
普段は、【大阪倶楽部】に来られる紳士の皆さんが使用されています。
高槻市からわざわざ来られる方もいらっしゃるそう。
改装をしてはいますが、そこかしこに竣工当時から変っていない部分があります。
まず、この壁のタイル。今ではもう焼けない(大林組の役員の方のコメント)という、何とも微妙な色合いの大ぶりのタイル。
このタイルのおかげで、室内が何ともいえないゆったりした雰囲気になっています。
時計は、鏡に映すとちょうどいいように反転してます。^^
部屋の隅は、灯り取り用のガラスブロック・・・なのですが、雨漏りするようになってしまい、外から見ると写真右のようにコンクリートで覆われてしまっています。
あと、この理髪用椅子。
どちらが古いと思いますか??
正解は右。
50年前のものです。
理髪用椅子はとても高価で、左は4~5年前に百万円だったそう。(@_@;)
あと、渋かった備品。
今はタオルが入ってますが、元は何か違うような・・・。
木札がカワイイ。
会員制クラブの地下ではありますが、最近非会員男性の理容も受け入れ可能になったとのこと。
女性は顔そりのみですが、興味のある方は是非お問い合わせください。
『Smile Seeds』

大阪【無名】レトロビルヂング案内
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街角情報
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中央区今橋4【大阪倶楽部】
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2010/7/29(木) 午前 0:44 レトロ商業ビル 建築デザイン
先日、殿方の社交場【大阪倶楽部】に行ってきました。
初代の建物は、1914(大正3)年竣工、ハーフティンバー様式・船底天井の食堂が見事な木造三階建だったそう。
しかし戦火により焼失、1924(大正13)年安井武雄設計で、防災を重視した 鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階、地下1階で再建されました。
スパニッシュ様式に、東洋風の手法(インド風の正面列柱・イスラム風のアーチなど)を用いた建築は、安井武雄の「自由様式」の代表例とされています。
外観は、瀬戸焼きの素焼きタイルです。
夜はライトアップされてこんな感じになります。
4階テラス上の甕は、富を象徴しているそうです。
紹介者のある男性しか入会できない【大阪倶楽部】。
普段は非公開なので、今回このような講演会で潜入。^^
講演会は、4階のホールで行われました。
ロビーは赤じゅうたんに革張りのソファ。
ホール内部は木製の床と照明の意匠が美しいです。
長くなりそうなので、続きはまた。

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中央区今橋4【大阪倶楽部の意匠と照明】
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2010/8/1(日) 午前 1:28 レトロ商業ビル 建築デザイン
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【大阪倶楽部】の内装、特に照明が素晴らしかったので、ご紹介。
4階ホールの照明。
3階貸室の照明と、壁の意匠。
2階談話室両脇にある、燭台型照明。
1階娯楽室の照明。
1階玄関正面で威嚇する謎の妖精??
緑色の目が怖すぎ。(T_T)
口からはかつて水が出ていたんでしょうか?下には水が溜まっています。
(※後日調べたら、これは鬼だそう。しかも緑の目は翡翠だとのこと。)
外に出ると、イスラム風アーチと素焼きタイル。
手入れされた植木がかわいい。^^
そして最大の謎。
遺跡のように連なる、石柱の残骸様の石たち。
流石、絵心のある建築家と評される安井武雄の自由設計。
なんか・・・何でもアリな感じが素晴らしいです。
登録有形文化財です。^^

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中央区今橋4【大阪倶楽部】2
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2010/7/29(木) 午後 9:01
レトロ商業ビル 建築デザイン
【大阪倶楽部】は、大阪に5つある倶楽部のひとつで、現在男性のみ1,300名の会員を擁しています。
講演会終了後は、大阪倶楽部の支配人の計らいで、営業終了後の全館を見せて頂きました。
まずは4階の階段から見下ろして。
3階にいくつかある部屋
3階から2階へ至る階段には、小川三知作と伝わるステンドグラスがあります。
2階は、料亭花外楼直営の洋食が出る常食堂、談話室、図書室があります。
常食堂メニュー。^^
談話室が一番広く、意匠も調度品も豪華でした。
入り口の扉。
談話室内部。
会員の名前が書かれたプレートがずらりと並んでいます。
図書室。
英字新聞が広げてあるあたり、クラス感を感じます。^^
やっと1階まで来ました。
ここには、喫茶・バー、囲碁・将棋室、憧球場があります。
「電話室」までありました。中は公衆電話!
最後に玄関ホール。
市松模様の大理石は勿論、当時の最高級品を海外から輸入。
壁面は、国会議事堂2階廊下壁面に使用されているのと同じ千歳石です。
「真実の口」っぽい装飾のおっさんの顔、怖すぎ。
玄関で説明中の支配人。
この怖い装飾の意味、聞けばよかったなあ・・・。
本当にいいものを見せて頂きました。
支配人、ありがとうございました。

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中央区今橋4【大阪倶楽部】
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2010/7/29(木) 午前 0:44 レトロ商業ビル 建築デザイン
先日、殿方の社交場【大阪倶楽部】に行ってきました。
初代の建物は、1914(大正3)年竣工、ハーフティンバー様式・船底天井の食堂が見事な木造三階建だったそう。
しかし戦火により焼失、1924(大正13)年安井武雄設計で、防災を重視した 鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階、地下1階で再建されました。
スパニッシュ様式に、東洋風の手法(インド風の正面列柱・イスラム風のアーチなど)を用いた建築は、安井武雄の「自由様式」の代表例とされています。
外観は、瀬戸焼きの素焼きタイルです。
夜はライトアップされてこんな感じになります。
4階テラス上の甕は、富を象徴しているそうです。
紹介者のある男性しか入会できない【大阪倶楽部】。
普段は非公開なので、今回このような講演会で潜入。^^
講演会は、4階のホールで行われました。
ロビーは赤じゅうたんに革張りのソファ。
ホール内部は木製の床と照明の意匠が美しいです。
長くなりそうなので、続きはまた。

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