[愛媛大洲] みかげ湯
東北の銭湯が地味なのに対して、西のほうの銭湯は意匠を凝らした建物が多いですね。
> 両親の故郷山形では、鶴乃湯を最後に銭湯が無くなったようですね。今回の訪問先の島根軒も喜楽湯の廃業で銭湯ゼロの県になってしまったようです。温泉が多いからでしょうか、鳥取も概して銭湯が少ないようです。
山形が銭湯ゼロになるとは思いませんでした。ちなみに私が住む茨城も決して銭湯の数は多くありません。県都・水戸には、「普通」の銭湯は現在一軒も無いんです。県内の常磐線沿線では、石岡、日立のみです。
> 鉄道的には木次線に乗りたいと思っていたのですが、これも時間の関係で難しい感じです。趣あるローカル線ほどに、当然ですが乗るためのハードルが高い。。。
同じ気持ちです。でも、本当に木次線、乗りづらくなりましたね。かつての「夜ちどり」(夜行の急行「ちどり」)で、通っただけなので、周りの風景も全然印象に残っていません。じっくりと、スイッチバックを味わってみたいです。「砂の器」ともかぶりますね。
さて、大洲の銭湯つながりで。昔々、若かりし学生時代、鉄道で全国を旅して回っていた頃、大洲に降り立ち、ぶらぶらと歩き回りましたが、そのとき見つけたのがこの建物。明らかに銭湯の建物ですが、ちょっと気になる洋風の味付け。しかしながら、見てのとおり、この時点(昭和50年代後半)ではもう営業をしていませんでした。正面中央の文字は「みやこ湯」と読めますが、左側の入り口と思しき軒の部分には「みかげ湯」と読めます。どちらなのでしょう？途中でオーナーが変わり、屋号が変わったのかもしれません。なお、手元のリストによりますと「みかげ湯」になっています。駅から旧市街に向かう商店街にありました。
なお、5年位前にもこの建物は健在でしたが、「みかげ湯」の文字は脱落していました。その後、この道を通ることがありましたが、気がつきませんでしたので、なくなってしまったのかも。この写真を撮った時、大洲のその町並みや雰囲気が気に入って急遽一泊してみたくなりました。国民宿舎(今は無き大洲臥龍苑)に電話を掛けてみると空があるとの返事。(当時は夜行列車で夜を明かすのが普通で国民宿舎は大奮発) 一泊して、街をじっくり見てみました。そのときはまだ銭湯もまだ数軒、当たり前のように営業していました。今は吉野湯のみのようです。昭和の時代には、地方都市にもまだまだ銭湯が残っていました。
大洲旧みかげ湯
風呂屋の煙突/銭湯巡礼行/赤線跡紀行/近代建築
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[愛媛大洲] 吉野湯
大洲吉野湯
投稿者：るびー
投稿日：2009年12月 2日(水)21時01分32秒
> No.775[元記事へ]
> 今日調べていたら、大洲にも吉野湯という気になる銭湯を見つけました。
大洲の吉野湯。愛媛の銭湯といえば、「伍助」さんですが、僭越ながら。
この湯には5年位前に入ったことがあります。東京風の宮造り(?)というわけにはいきませんが、風情のある和風の建物です。(「伍助」さんのHPにも写真がありますね。) 建物の前には、道路にワイヤーを渡して温泉マークの描いた行灯がぶら下がっていました。特徴的なのが浴室にある電気風呂用の小さなスペース。始めなんだかわからなかったのですが、女将さんから説明を受けました。私が入ったときには使っていなかったかも。後から造ったようにも見ることができます。たしか、愛媛県のほかの銭湯の電気風呂で何かトラブルがあり、県では基本的に使用中止になったようなお話もされていました。
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