昭和30年に開館し昭和56年に閉館しました。
館内側面上方に巨大なスピーカがあるのが見えますが多分Altec-A7(X)です。
音響も(そして音量も)抜群の映画館でした。
「地獄の黙示録」上映時には録音担当ディレクターが来日鑑賞し、「ベストサウンド」と絶賛して帰って行ったと朝日新聞が伝えています。
音楽・映画・生活雑筆
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テアトル東京/正面
テアトル東京/2階ロビー
テアトル東京/1階席
テアトル東京/2階席後方より
テアトル東京/地下にあったテアトル銀座
テアトル東京公開作品一覧(2013/5/25改訂)
七年目の浮気 昭和30年11月開館[1]
洪水の前
魔人スヴェンガリ
ピラミッド
シャロンの屠殺者
ナイルを襲う嵐
カービン銃第1号
デンヴァーの狼
前世紀は生きていた
アメリカの戦慄
偉大なる野獣
野郎どもと女たち
スカートをはいた中尉さん
嵐の女
夜は夜もすがら
美わしのロザリンダ
オセロ
首輪のない犬
戦争と女
陽気のせいデス
マリー・アントワネット
わたしは夜を憎む
過去を持つ愛情
放浪の王者
底抜け西部へ行く
ならず者部隊
汚れなき悪戯
ジャックと豆の木
リスボン
春来りなば
ゲーリック物語
海棠紅
波止場の鼠
乙女の館
ロケットパイロット
影なき恐怖
ピカソ・天才の秘密
美と力の祭典
女はそれを我慢できない
巴里の不夜城
女と男
殺人狂想曲
群衆の中の一つの顔
船の女
親分(ボス)
二人の可愛い逃亡者
戦場の叫び
めぐり逢い
Z旗あげて
光は愛とともに
広場の天使
この目でみたソ連
宇宙サーカス
底抜けやぶれかぶれ
抱擁
怪盗ルパン
民族の河メコン
潜航電撃隊
軍曹さんは暇がない
大遠征軍
吸血鬼ドラキュラ
戦争と貞操
偽将軍
白い丘
ニューヨークの顔役
SOSタイタニック
その窓の灯は消えない
アダムとイブ
オーケストラの少女
正午に銃殺の鐘がなる
恐怖の砂
大酋長
黒い蘭
ソロモン王の宝庫
潜望鏡を上げろ
鍵穴
やくざ特急
パリのお嬢さん
お嬢さん、お手やわらかに!
潮の合い間
大学は花ざかり
花嫁の峰チョゴリザ
野性の息吹き
レ・ミゼラブル
危険な遊び
のど自慢特急
海底探検世界一周
口笛吹けば
セーヌの詩
天使の家
狂乱のボルジア家
それはキッスで始まった
北北西に進路を取れ
独 映画祭
エロデ大王
ペティコート作戦
シャンソン・ド・パリ
火山の驚異
情報は俺が貰った
白鳥の湖
カチューシャ物語
ベン・ハー 昭和35年4月70mm公開[2]
風と共に去りぬ
キング・オブ・キングス
若草物語
裏窓
ボッカチオ'70
戦場を駈ける女
西部開拓史 昭和37年12月シネラマ劇場に[1]
不思議な世界の物語
これがシネラマだ!
世界の七不思議
シネラマホリデー
大西洋ニ万哩
南海の楽園
地中海の休日
偉大な生涯の物語
バルジ大作戦
カーツーム
グラン・プリ
特攻大作戦
蝶々夫人
2001年宇宙の旅
潜航大作戦
マッケンナの黄金
モンテカルロ・ラリー
アルフレッド大王
チップス先生さようなら
宇宙からの脱出
パットン大戦車軍団
暁の出撃
天地創造
トラ・トラ・トラ
栄光のル・マン
レッド・サン
巨象の大陸
ゴッドファーザー
エルビス オン ツアー
美しく青きドナウ
戦場にかける橋
戦争と冒険
アラビアのロレンス
失われた地平線
ジャッカルの日
ウェスト・ワールド
組織
パピヨン
未来惑星ザルドス
ウエストサイド物語
大地震
ゴッドファーザーPARTII
オリエント急行殺人事件
ローラーボール
七人の侍
コンドル
ローズバッド
チキ・チキ・バン・バン
太陽にかける橋
ミッドウェイ
屋根の上のバイオリン弾き
F1グランプリ栄光の男たち
ドクトル・ジバゴ
キングコング
巨大生物の島
クレオパトラ
ザ・メッセージ
2300年未来への旅
スクワーム
未来世界
ザ・ディープ
世界が燃えつきる日
エルビス オン ステージ
カプリコン・1
モダン・タイムス
犬の生活
未知との遭遇
スター・ウォーズ
グリース
ナバロンの嵐
ディア・ハンター
地獄(神代辰巳)
エイリアン
ザ・シンガー
ウィズ
Alice THE MOVIE 美しき絆
007/ムーンレイカー
地獄の黙示録
スターウォーズ 帝国の逆襲
未知との遭遇 特別編
華麗なる賭け
卒業
ザ・ビートルズ グレイテスト・ストーリー
ビートルズ レット・イット・ビー
ブラック・ホール
フラッシュ・ゴードン
メリー・ポピンズ
戦争の犬たち
マン・ハンティング
ハウリング
ザ・クラッカー
マイ・フェア・レディー
ポパイ
左手でつかんだ青春 レフティ
Rock Show
13日の金曜日 PARTII
天国の門
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テアトル東京公開作品一覧(2013/5/25改訂)
苦労して作った一覧ですが、東宝ホームページ資料室に公開日まで入った完全な資料があるのを発見しました。
まずはそちらをご覧になることをお勧めします。
テアトル東京は、銀座一丁目の、閉館が予定されている銀座テアトルシネマの入っている銀座テアトルビルのところにあった映画館です。
都内で唯一のシネラマ劇場でした。
シネラマ上映のときは文字通り映像と音響に包まれ、大好きな映画館でした。
特に「2001年宇宙の旅」は他の劇場で通常の70mm方式でも、ディメンション150方式でも見ましたが、やはりここで見なければ本当の価値は理解できなかったと思っています。タイル張りのファサードとレンガを敷き詰めた前庭は日本とは思えない雰囲気があり訪れるだけで楽しくなりました。4階までの高い天井を持った2階ロビーも豪華で、少し早めに入場し2階ロビーの椅子に座って開演まで本を読んで待つのを常としていました。映画を見る間だけではなく、家を出てから家に帰るまでの全体がトータルな体験である時代でした。
以下のリストは閉館時にロビーに掲示されていた一覧を撮影した写真から起こしました。公開順の邦題のみの一覧です。
「2001年宇宙の旅」のように2度以上公開されたものは最初の公開だけがリストされており残念ながら公開作品の歴史とはなっておりません。
掲示されていたものは模造紙にマジックで手書きというものでしたが、今回改めて調べると、漢字も含めて間違いがほとんどなく、作った人の熱意が改めて感じ取れました。
全作品、kinenoteを中心に、必要に応じキネマ旬報社発行作品全集等参照して題名を確認しました。その結果2013年5月25日に改訂しました。
以下を掲示されていたリストから修正させて頂きました。
(1)Z旗をあげて→Z旗あげて(1957年公開チャールズ・ウォルターズ)
(2)やぶれかぶれ→底抜けやぶれかぶれ(1958年公開ノーマン・タウログ)
(3)潜航雷撃隊→潜航電撃隊(1958年公開ウィリアム・E・C・フェアチャイルド)
(4)大西洋一万哩→大西洋二万哩(1962年公開ルイ・ド・ロシュモン)
(5)世界が燃えつきた日→世界が燃えつきる日(1977年公開ジャック・スマイト)
その他、"・"(ドット)、" "(スペース)、"/"(スラッシュ)等の使い分けを修正致しました。
以下は前回公開一覧における私のtypoです。
007・ムーンレーカー→007/ムーンレイカー
以下の作品が不明のままです。
(6)ジャックと豆の木
(7)ゲーリック物語
(8)宇宙サーカス
(9)潮の合い間
(10)のど自慢特急
(11)セーヌの詩
(6)はkinenoteでは未公開となっているイギリスのアニメ作品がありますが、それなのかどうか分かりません。
(11)の題名でネットで探すと1957年製作のヨリス・イヴェンス監督の32分の仏短編映画があるようですので、これが前後のどちらかの作品と併映されたのではないかと思います。
今後判明したことについては末尾にのせます。
「オセロ」のように同じ題名が複数あるものは、前後の作品の公開年からほぼ特定できます。
万が一にも間違いたくないので、リストにはあえて特定情報は付しませんでした。
以下のものだけ自分で観ていて確信があるので表示しました。
地獄→地獄(神代辰巳)
開館、シネラマ化、閉館については青字で年月を附記しました。
開館については[1]1981年10月3日づけ朝日新聞夕刊の記事「また消える映画史の証人」から、
「30年11月に、現在の鉄筋4階建てに改築した」、
シネラマ化については
「37年12月シネラマ上映に備え、設備を一新」
という記述から取りました。しかし開館については劇場に掲示されていた「ごあいさつ」では
「昭和30年12月にこの地に誕生して以来」
となっていて正確な日付は不明です。
[2]高井英幸「映画館へは、麻布十番から都電に乗って。」(角川書店)。
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閉館:昭和56年10月31日閉館
野生の息吹き→野性の息吹き
・「レフティ」について
不明扱いでしたが、「左手でつかんだ青春 レフティ」という題で「ポパイ」と併映されたようです。
「ポパイ」は記憶しているのですが、こちらは記憶ありません。
時間の都合等で見なかったのかもわかりません。
上映時間は「ポパイ」107分、「レフティ」47分ですので足しても長めの一本分です。
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